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ロボットメーカーのFUJI、産業用制御システムセキュリティの国際標準規格「IEC 62443-4-1」の認証を取得

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株式会社FUJI


株式会社FUJI(本社:愛知県知立市、代表取締役社長:五十棲 丈二、以下「FUJI」)は、ロボットソリューション事業本部における製品開発プロセスにおいて、産業用オートメーションおよび制御システムのセキュリティに関する国際標準規格「IEC 62443-4-1」*の第三者認証を、2025年10月1日付で取得したことをお知らせいたします。この度の認証取得は、主に電子部品実装ロボットおよびスマートファクトリーソリューションの開発をしている同事業本部において、国際的なサイバーセキュリティ基準に準拠した開発体制が確保されていることが第三者機関によって証明されたものです。

[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/101249/70/101249-70-14edb14744db5b1ea84488ef8883d4f0-1909x2700.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


認証取得の背景
近年、製造業においては、自動化やスマートファクトリー化の動きが広がり、さまざまな機器がネットワークに接続され、データ活用の取り組みが加速する一方で、サイバー攻撃による操業停止や情報流出などの脅威も深刻化しています。
こうした状況を受け、欧州や米国をはじめとした各国・国際機関による規制強化の動きなど、デジタル要素を含む製品に対して、製品のライフサイクル全体にわたるセキュリティ対策を製造業者に義務付ける動きが広がっています。国際的な規制強化の流れの中で、製品を開発・製造・サポートする企業には、グローバルな調達基準に適合した高度なサイバーセキュリティ対策が求められています。

FUJIのロボットソリューション事業においては、自社が提案するスマートファクトリー構想に沿った製品展開を進めており、装置の高度なネットワーク接続の進展に伴い、FUJI製品が導入されるお客様の製造現場においても、サイバーセキュリティへの対応がこれまで以上に求められるようになってきています。
特にスマートファクトリー化したSMT(表面実装)工程では、複数の装置や生産システムが高度に連携して稼働するため、一つの装置に生じた脆弱性がライン全体の生産性や信頼性に影響を及ぼす可能性があり、セキュリティの重要性が一層高まっています。こうした社会的要請と技術的課題に対応するため、FUJIは製品のライフサイクル全体にわたるセキュリティ強化を目的に、IEC 62443-4-1に準拠した製品開発プロセスの整備を進めてまいりました。
今後の展望
FUJIは、ロボットソリューション事業における製品開発および顧客サポート業務において、国際標準規格であるIEC 62443-4-1に準拠した製品セキュリティ開発プロセスを継続的に運用し、製品の信頼性と安全性の向上を図ることで、お客様により安心して製品をご利用いただけるよう努めてまいります。また、今後もFUJIグループ全体でセキュリティ体制の強化に継続して取り組み、お客様の安心を支える技術パートナーとしての責任を果たしてまいります。

関連情報

本社DX推進部|情報セキュリティマネジメントの国際規格「ISO/IEC 27001」認証を取得(認証日:2025/8/6)

IEC 62443-4-1とは:IEC 62443-4-1は、産業用オートメーションおよび制御システムにおける製品のセキュアな開発ライフサイクルに関する国際規格です。この規格は、製品の設計、実装、テスト、保守、廃棄に至るまでの各工程において、サイバーセキュリティを確保するためのプロセス要件を定めており、開発者が信頼性の高い製品を提供するための指針となります。

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