松屋は10月14日から、うまトマソースでパスタが楽しめる「うまトマバジルチキンプレート」を全国44店舗限定で販売中です。
松屋からパスタ……!しかもうまトマソース!気になりすぎたので実際に食べに行ってきました。
■ うまトマの系列メニュー、かつこれまでになかった“パスタ”というジャンル
「松屋がパスタに手を出した!」の触れ込みで展開されている「うまトマバジルチキン」は、ぷりぷりの鶏肉ともちもちのパスタを、うまトマソースで楽しむことができる商品。
ラインナップと価格は、麺2倍量でみそ汁付きの「うまトマバジルチキンプレート」が980円。ライス、サラダ、みそ汁付きの「うまトマバジルチキン定食」が1180円(サラダなしは1080円)で提供されています。なお、テイクアウトの場合、みそ汁は付きません。
「うまトマハンバーグ」に代表されるうまトマの系列、しかもパスタというこれまでの松屋にはなかったジャンルとあって、食べる前から期待が膨らみます。
松屋の麺メニューといえば、以前「担々麺ハンバーグ」を実食レポートしたことがあります。その名の通りハンバーグの上に担々麺がのっかった、奇想天外な商品です。
こちらは担々麺とハンバーグの意外な組み合わせもさることながら、担々麺が予想外にライスにマッチしたことが特に印象的でした。
今回のパスタもライスに合うのでは……そんな期待とともにライス付きの定食をオーダーすることに決めました。決してたくさん食べたいからではありません。
■ パスタは少し弾力のある食感!もっちりというよりも、むっちり?
提供された「うまトマバジルチキン」はイメージしていたよりも汁気が多め。半分スープパスタの様相を呈しています。
立ち上ってくる香りは、いつものうまトマ。パンチが効いたにんにくと、トマトの爽やかさが食欲をそそります。もうこの匂いを嗅いだら食欲が湧く体になっています。うまトマの犬です。
まずはチキンからいただきます。安定のうまトマソースを絡めて食べる、ぷりぷりの鶏肉は予想を裏切らない美味しさ。パンチのあるうまトマソースに、バジルソースの爽やかな風味が合います。
チキンは一口大のものが6〜7個ほど入っているので、食べごたえもしっかり。胸肉とモモ肉が混在しているため食感にもバリエーションがあってよいです。
ただチキンである分、うまトマソースとの馴染みがやや弱いかなという印象。ハンバーグのようにしっかり絡んではいません。
しかしソースがたっぷりあるのでスプーンにのせて頬張れば、その馴染みの弱さも解決しました。
そしていよいよ本命のパスタへ。
見た感じはスパゲッティよりも太めでしょうか。かといって伸びているわけではなく、実際に口に運んでみると、思いのほか弾力があって驚きます。
ただそのせいか、パスタ感は少し薄い印象。むしろラーメンに近いような。パスタとラーメンのちょうど間にあるような食感です。
公式サイトに説明があった「もっちり麺」というのは間違っていないのですが、なんとなく想像するパスタの「もっちり」とは違う気がします。どちらかというと……むっちり?
しかしながら、うまトマソースとの相性は文句なし。にんにく、トマト、バジルがパスタに合わないわけがありません。アラビアータ風に仕上がっていて、美味しいです。
■ パスタの弾力がライスの柔らかさと相性抜群!パスタ・オン・ザ・ライスも美味しい
さらにパスタを「定食」で頼んだということは、先に述べた通り、パスタ・オン・ザ・ライスも試してみたいところ。
チキンの方は言わずもがな、合います。
うまトマソースにバジルが加わったことで、少しライス用のおかずから遠ざかった印象はありますが、味の方はまったく関係なし。しっかりとライスが進みます。
続いてパスタ・オン・ザ・ライス。麺をライスにのせて頬張れば、うん、合います。
麺に弾力があることでライスの柔らかな食感の差別化ができていると同時に、相性もいいです。
ただ、やっぱりパスタ単体として食べるのが個人的にはかなり好き。
次回は、ライスありの定食ではなく、麺2倍量の「プレート」で、思う存分パスタを満喫するのもありだなと思いました。
松屋の店舗限定メニュー「うまトマバジルチキンプレート」。バジルがくわわったうまトマソースに、チキンもパスタもともにしっかりマッチした、予想通りに美味しい一品でした。
<参考・引用>
松屋「店舗限定メニュー」
(ヨシクラミク)