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SUSEとAI & Partners、EU AI法(AI Act)への準拠支援で協業

update:
SUSE
新しい共同ソリューションが、規制業界向けAIの迅速な展開を可能に



本プレスリリースは2025年10月8日に発表された内容の抄訳です。
https://www.suse.com/news/suse-and-ai-partners-collaborate-to-support-eu-ai-act-compliance/

ルクセンブルクおよびアムステルダム(World AI Summit) 発
革新的でオープンかつセキュアなエンタープライズ向けソリューションで世界をリードするSUSE(R)(日本法人:SUSEソフトウエアソリューションズジャパン株式会社 カントリーマネージャー 渡辺元) と、AIガバナンスおよびコンプライアンスの専門企業であるAI & Partnersは本日、金融、ヘルスケア、通信、重要インフラなどの規制産業における企業が、EU AI法(AI Act)の要件に対応できるよう支援するための戦略的パートナーシップを発表しました。 AI & PartnersとSUSEは、企業が変化する規制環境を安心して進めるために必要な信頼性の高い基盤を提供します。

このパートナーシップでは、SUSE AI - データを適切に管理しつつAIワークロードを運用可能にするエンタープライズ対応AIプラットフォームの中核 - と、AI & PartnersのAI検出、インベントリ管理、リスク自己評価、モニタリングといった領域をカバーするレギュラトリーテクノロジーを組み合わせています。これにより、企業は実績のあるインフラ上で迅速にAIを導入でき、データやモデル、コンプライアンス関連成果物を一元管理できるアーキテクチャと、EU AI法に基づくモデル監視義務への対応を支援する即時利用可能なソリューションを提供することが可能になります。

「すべてのAIプラットフォームの基盤には“信頼のできるインフラストラクチャ”が存在します。それは、安全性が確保されたインフラと、監査可能な運用体制です。これこそが、安全でクラウドネイティブなAIを支える要素です」と、SUSEの VP兼ポートフォリオソリューション&サービス事業部ゼネラルマネージャーであるアビナブ・プリ(Abhinav Puri)は述べています。
「AI & Partnersとの協業により、企業はデータを適切に管理しながら、コンプライアンスを維持しつつAIイニシアチブを加速させる自信を得ることができます。」

いずれも欧州に本社を構える企業である両社によるパートナーシップは、より責任ある倫理的なデジタル社会の実現という共通のビジョンに基づき築かれました。このアライアンスの中心には、効果的なAIデータガバナンスという喫緊の課題があります。

「EU AI法は、責任あるAIのための高い基準を設定しましたが、多くの企業がその要件の複雑さに直面しています」と、AI & Partnersの創業者兼CEOであるショーン・マッシュ(Sean Musch)氏は述べています。 「SUSEとのパートナーシップにより、企業は既存の信頼できるインフラ上で、コンプライアンスを運用レベルで実現できるようになります。これは、規制をヨーロッパ全体でより安全で革新的なAIを推進する触媒に変える取り組みです。」

この共同ソリューションは、EU AI法への準拠を可能にする上で重要となる「AIインベントリの自動化フレームワーク」の構築を、企業がより簡単に行えるようにします。
具体的には、AIを活用したシステムを自動的に検出し、最新のインベントリを作成してリスク分類の基盤とします。さらに、モデルの性能やドリフトを継続的に監視し、EU AI法の運用後義務に直接対応する形で、タイムスタンプ付きのログやアラートを生成します。

すべての出力データは監査対応フォーマットでエクスポートでき、第三者の監査機関が手作業で証拠をまとめることなく適合性を検証可能です。これにより、コンプライアンス部門やエンジニアリングチームの負担を軽減し、エラーが起きやすい手動作業を再現性の高いエビデンスベースのプロセスへと置き換えることができます。

このパートナーシップは、信頼性の高いAI運用基盤の構築に向けた礎を築くものです。このソリューションは、ライフサイクル・ガバナンス、安全なエッジ展開、認証済みモデルカタログ、およびサプライチェーンの証明を包括しており、企業を「受動的なコンプライアンス対応」から「能動的で主権を維持するAI戦略」へと導きます。

SUSEとAI & Partnersは、2025年10月8日~9日にアムステルダムで開催される「World AI Summit」にて、「Back to the Future: Building Sovereign Foundations for Trustworthy AI(信頼できるAIのための主権的基盤構築)」をテーマにしたセッションを実施します。
両社はまた、統合ソリューションが数か月ではなく、わずか数週間で監査対応可能なガバナンスを実現することを示すウェビナーも開催しました。録画は以下からご覧いただけます。
https://more.suse.com/SUSE_AI_Business_LP.html
AI & Partnersについて:
AI & Partnersは、AIガバナンスの分野で信頼されるイノベーターとして、EU AI法をはじめとする国際的な規制遵守を支援しています。同社のプラットフォームは、クラウドおよびオンプレミス環境全体でAIシステム(モデル、LLM、プロンプトなど)を自動検出し、リアルタイムのインベントリを構築、法的定義に基づいてリスク分類を行います。法務部門やIT部門が責任を持って自信を持って行動できるよう支援し、スケーラブルで安全かつ将来にわたって有効なAIコンプライアンスの実現を可能にします。
SUSEについて:
SUSEは、革新的で信頼性が高く、セキュアなエンタープライズオープンソースソリューションのグローバルリーダーです。SUSE(R) Linux Suite、SUSE(R) Rancher Suite、SUSE(R) Edge Suite、SUSE(R) AI Suiteなどのソリューションを提供しています。Fortune 500企業の60%以上が、ミッションクリティカルなワークロードの構築にSUSEを利用しており、データセンターからクラウド、エッジ、そしてその先に至るまで、SUSEはあらゆる場所でのイノベーションを可能にします。SUSEは、オープンソースに "オープン "を取り戻し、パートナーやコミュニティと協力して、お客様がイノベーションの課題に取り組むための俊敏性と、戦略やソリューションを進化させるための自由を提供します。詳細については、https://www.suse.com/ja-jp/ でご確認ください。

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