昨今、医療機器販売業界は診療報酬改定による医療材料の販売価格下落の影響が強まる一方、医療機関においては厳しい経営環境が続き、医業収支の改善や医療現場における業務効率化に貢献しうる複合的なサービスのニーズがますます高まっております。このような経営環境の中、当社は医療機関向けのサービスの拡充によって医療機関の経営や業務改善に貢献するとともに、M&Aによる事業規模拡大を推進してまいります。
栗原医療器械店は、関東および信越エリアを中心に医療機器販売事業を展開。介護・福祉事業の成長と収益拡大に向けた諸施策を進めております。共栄医科器械については、長野県を地盤とする医療機器ディーラーであり、一般の医療材料に加え整形外科や血管内治療等に関する専門分野の製品を取り扱い、より充実した医療環境の実現に寄与してきました。
このたび、両社の長野県における事業価値向上、スケールメリットとシナジー効果向上が見込めると判断し、株式取得に関する基本合意を締結しました。株式取得により共栄医科器械を当社子会社とし、今後もグループ一体的な戦略のもと事業を展開、より一層の地域医療の発展と現場の業務効率化に貢献してまいります。
■株式を取得する会社の概要
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/71736/table/21_1_0d281c812133f9f4b4f30a8470d5193f.jpg?v=202510230747 ]■株式譲渡実行(予定)日
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/71736/table/21_2_5f222b84736de7fa8a8cc4fa30d7d11d.jpg?v=202510230747 ]栗原医療器械店について < https://www.kuribara.co.jp/ >
栗原医療器械店は、1952年の創業以来、医療機器の販売をはじめ、物流、介護・福祉用品など、多角的な事業を展開しています。また、医療現場の業務効率化を支援するIT・IoTソリューションの提供、最新医療機器の導入支援、スタートアップとの協業による新規事業開発なども行っています。これらの取り組みにより、地域の医療インフラを支え、すべての人が健康で幸福(ウェルビーイング)に暮らせる社会の実現を目指しています。