25日、来年公開予定の「機動警察パトレイバー」実写映画「THE NEXT GENERATION -PATLABOR-」の製作発表会が行われ全容が明らかとされた。
なお、発表会の様子はニコニコ生放送を通じ、一般のファンにも視聴できる形で行われた。
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今回の発表会には、監督・脚本をつとめる押井守監督及び、主要キャストが出席。
そして次の5点が発表された。
▼製作経緯
「機動警察パトレイバー」誕生から25年。登場人物を世代交代した完全新作として実写化する。
既に20年前に実写化の構想はあったが、映像技術の問題があり実現できなかったが、現代ではそれがクリアになったので実現に至った。
▼設定とレイバーについて
3代目の完全オリジナルとしての実写化。旧アニメのリメイクではない。
時代設定は2013年。
レイバー全長8mの実物大。98式イングラムを2体製作している。
もう一体はトランスポーターに載せることができるイングラム。
▼作品フォーマットと公開方法
約48分シリーズ全12話+0話⇒2014年4月から全7章を劇場でイベント上映
約100分長編作品1本⇒2015年全国ロードショー
▼制作費
総制作費20億円
▼撮影期間
クランクイン:2013年6月27日
クランクアップ:12月末
最後に、今回の実写化について押井監督は「無能な3代目」を現代に当てはめてイメージしたと語った。また、実物大イングラムの製作については、「CGで全て作るという話もあったが全部実寸で作ってもらった」と説明し、「心配なのは撮影のあとどうしたらいいかなと。」と撮影終了後のイングラムの行く末を今から気にかけている様子だった。
――登壇者
監督・脚本 押井守
泉野明役:真野恵里菜
塩原佑馬役:福士誠治
カーシャ役:太田莉菜(ロシア人設定)
シバシゲオ役:千葉繁
後藤田継次役:筧利夫
参考・画像
ニコニコ生放送 http://live.nicovideo.jp/watch/lv152987420