JTBパブリッシングが、2011年1月から電子書籍で配信している「時刻表復刻版」シリーズの第3弾を2013年5月16日に配信開始する。
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第3弾では「時刻表復刻総選挙」キャンペーンで読者から“復刻して欲しい”時刻表を募り、得票数が特に多かった4点が復刻される。
「時刻表復刻総選挙」で見事1位に輝いたのは、『1986(昭和61)年11 月号』。
翌年4 月に民営化を控えた、国鉄最後のダイヤ改正が行われた時の時刻表。
2位は『1988(昭和63)年3 月号』。
青函トンネル開業時の時刻表で、翌月に開業を控えた瀬戸大橋線のダイヤも掲載されている。
そして同票3位となったのが、山陽新幹線が博多まで開業した『1975(昭和50)年3 月号』と、“ごおさんとお”の名称で知られる白紙改正が行われた『1978(昭和53)年10 月号』の2 点。
復刻される4冊全て、全ページが完全収録されるとともに、当時の雰囲気も楽しめるよう、広告ページ等もすべて掲載される。
価格は各1,500 円(税込)。なお、配信は廣済堂が運営する電子書店アプリケーション「BookGate」で先行配信され、後日Google Inc が運営する「Google Play Books」からも配信を予定している。