産経ニュースが16日に報じた、人気アニメ「ガールズ&パンツァー」(以下:ガルパン)の記事に批判の声が高まっている。
記事は「勝手に?いばらき応援倶楽部」と題した特集コラムの一つとして掲載。
記事ではガルパンの舞台大洗以外でもその人気にあやかる向きがあり、茨城空港では「小美玉出身のキャラクターがいるから」という理由で連携企画まで開催していることに苦言。そして、女の子のグループが「水戸黄門」のように県内を巡る新アニメを企画してはどうかと提案。記事最後では「ガルパンに頼っている茨城、40点!」採点し締めくくられている。
この記事が配信されるや、あっという間にネット上で噂が広まり、記事本体についたツイート数は1800以上。
投稿されたコメントを見てみると、地元の人からは「そんなつもりでやっているのではないのに」という困惑した声や、アニメファンからは「簡単に人気アニメができると思うな」など呆れや怒りの声が溢れている。
今回の件はまだまだ収束する向きを見せておらず、どこで着地するかは不明。
もしかするとわざと炎上を期待したものだったのかもしれないが、それにしても玉は斜め上に投げられすぎている気がする。
ちなみにアニメは制作するのに30分1本で大体2千万前後の予算がかかる。それを震災の影響をまだ引きずる茨城県がまかなえるかというと……。
参考
産経ニュース:「ガールズ&パンツァー」 人気に頼らず新アニメを
(文:宮崎美和子)