京都大学は4月2日、『探検!京都大学』というエンターテインメントサイトをオープンさせた。
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『探検!京都大学』では、京都大学が創立以来大事にしてきた『フィールドワーク』のスタイルで、閲覧者が『フィールドワーカー(探検家)』となり、『惑星、京都大学』を探検するようになっている。
例えば『京大先生図鑑』では、先生たちを惑星の生物にみたて、図鑑形式で紹介。『一日の行動』は勿論、『鳴き声』『職業病』『生息地域』という項目まである。
『一日の行動』では、高橋良和准教授の場合、朝「子供を起こし、ギュッと抱きしめ、お姫様だっこでリビングへ(いつまで付き合ってくれるやら…)」など、先生方の日常が赤裸々に明かされている。
他にもゆかりのあるノーベル賞受賞者のメッセージや、『京大データ』という項目ではこれまでの卒業生、進路、学食で人気のメニューも紹介。ちなみに、学食一番の人気は1日200食出る『ケバブ』で、学生考案の『総長カレー』は30万食を突破しているそうだ。
本サイトは、2014年10月総長に就任した、霊長類学者にしてゴリラ研究の第一人者でもある山極寿一氏の「“おもろい”ことをどんどん仕掛ける大学へ」というメッセージを実現するため仕掛けられたもの。京都大学創立以来初となる「主体的に仕掛けるブランド戦略」の一つという位置づけ。
広報課山下氏は「主に中高生向けですが、一般の方にも、今まで伝えきれなかった知的な驚きや感動を与えるもう一つの京大の姿にぜひ触れてみてほしいと考えています。」と語っている。
今後はサイトを通じ、積極的に個性や魅力に満ちた「京大らしさ」を強く打ち出すことで、「あらたなブランドイメージの発信」と「ファン層の拡大」を狙うという。