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YouTuberはじめしゃちょーのドッキリが大ヒンシュク 「もう日本に帰ってくんな」

YouTubeのチャンネル登録者数340万人を誇る大人気YouTuberのはじめしゃちょーが6月22日、突如3年間のアメリカ留学を発表し、各ニュースサイトがそれを報じる出来事がありました。しかし23日になって「ドッキリだった」ということが改めて発表され、大ヒンシュクを買う事態となっています。

はじめしゃちょーが留学を明かしたのは22日にアップした動画。普段どおり明るく「3年間アメリカに留学します」と報告。出発直前のタイミングで「パッと言いたかった」と語りました。留学理由は語学力アップと、映像の勉強のため。日本だけに留まるつもりはないとして、さらに上を目指していきたいとも抱負を語っていたのです。

  • 【関連:はにゃ?『はに丸ジャーナル』レギュラー化記念しYoutuber「はじめしゃちょー」と「はに丸」コラボ】

    動画がアップされてからしばらく、複数のニュースサイトがこれを報道。コメントには「一般人をニュースにしなくてもよくない?」「どうでもいい」という否定的ニュアンスの意見もありましたが、「何も成し遂げてない人が彼を否定するな」「批判してる人はねたみだよね」という擁護が多く、全体的にはこの決断を応援する声が多くあげられていました。

    ところが23日にアップされた動画で事態は一転。確かにアメリカに行ってはいるものの、最後の方で「ドッキリでした……」との告白。3年間ではなく1週間で帰ってくるそうです。

    動画『アメリカに着きました。まさかの事態に...』より
    動画『アメリカに着きました。まさかの事態に...』より2

    この発表をうけ、記事を配信した各社は内容を修正。さらにそれまで「応援する」といったコメントが多かったのも一転、「ドッキリじゃなくて、これは“嘘”っていうの」「嘘とドッキリは違うでしょ」「今の子供達がYouTuberになりたいって言ってるけど、こういうのみると真似して欲しくないと思う」「もう日本に帰ってくんな」「ただの嘘つきだろ」「周りにドヤ顔で話しちゃったじゃないか」と散々な声があげられていました。

    まあ、確かに今回の発表はドッキリとは分かりにくいものでした。ドッキリの定義は人を驚かせることとなっていますが、何事もほどほどが肝心。今回は少し行きすぎてしまったようですね。

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