東京都が2月8日、都内で回収された死亡野鳥から、鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が確認されたことを発表しました。

 発表によると、東京都足立区で2月3日に回収されたオナガガモ1羽の死亡個体について、A型鳥インフルエンザウイルス遺伝子検査を実施した結果、陽性反応が出たとしています。

 今後環境省により、高病原性鳥インフルエンザの確定検査が実施されますが、恩賜上野動物園、多摩動物公園、井の頭自然文化園では感染防止のため、一部鳥類の展示が当面の間中止されます。

・恩賜上野動物園
ニワトリ、シチメンチョウ、コハクチョウ、アヒル、コミドリコンゴウインコ、アオメキバタン、モモイロペリカン、ニホンコウノトリ、シジュウカラガン、サカツラガン

・多摩動物公園
ヒメウズラ、ムラサキサギ、クロツラヘラサギ、アマサギ、オグロヅル、ソリハシセイタカシギ、ダイシャクシギ、オグロシギ、エリマキシギ、ハマシギ、カイツブリ、カワセミ、オオヨシキリ

・井の頭自然文化園
ニワトリ(チャーン)、ニホンキジ、コジュケイ、ウズラ、オオハクチョウ、コハクチョウ、シジュウカラガン、サカツラガン

※葛西臨海水族園は電気設備の工事のため、平成29年2月1日から2月28日まで休園中。(3月1日は通常の休園日)