幻の生き物、「つちのこ」。皆さんも耳にした事があると思います。しかしその実体を見た人はほんのわずか。捕獲した人に至っては皆無という幻の生き物。本当に生き物として存在しているのかどうかも怪しまれているつちのこですが、このほどツイッター上でつちのこの目撃が報告されていました。
岐阜県加茂郡東白川村。名古屋から車で約2時間のこの地はつちのこの目撃例が多いといわれている地域です。ここにある地域のおばちゃんたちが中心になって東白川村の郷土料理を製造販売しているお店「白川茶屋」で、なんと幻のつちのこを捕獲できるという話を聞き、早速お話を伺いました。
そこにあったのは……。
丸い頭には丸い愛嬌のある目と開けると大きく開きそうな口。くびれた首のあとに続いている、ぽってりとした丸太をやや潰したような、網目の付いた胴体。そしてちろっと出ているかわいいシッポ。たい焼きのような生地だけど見た事もないような姿かたちのナニカ。どうやら中には地元のおばちゃんたちが丹精こめて炊き上げた手作りのあんこ(粒)、もしくはカスタードがずっしりと詰まっているそうです……。
これが、噂の「つちのこ焼き」!! 1つ150円で捕獲できます。
世界に先駆けてつちのこ(のお菓子)の捕獲を容易にすることに成功した白川茶屋。地元のゆるキャラ「つっちー&のこりん」もつちのこ焼きをPRしています。
つちのこ館に来たら、おみやげにぜひ「つちのこ焼き」をどうぞ。土日祝のみの販売。まさに幻のつつちのこ!一匹150円です。数量限定です。 pic.twitter.com/r3DA8LYKFy
— つっちー&のこりん (@tsuchinokorin) 2017年8月27日
何とこのつっちー&のこりんのツイートは1万6千回以上のリツイート、2万3千のいいねが付きネットで話題に。その前にはTV番組「おじゃMAP」でお店や料理が紹介され、さらに香取慎吾さんが撮影の合間に「つちのこ焼き」を食べたことが広がりこちらも話題になっていました。
■おじゃMAP外伝
収録では郷土料理限定ということで白川茶屋はお漬物と五平餅しかお出しできませんでした。撮影後、慎吾くんに『つちのこ焼き』を渡したところ、頭からパクリと食べ「うまい?」と。記念撮影には『つちのこ焼き』を片手にパチリ! pic.twitter.com/2fjaUx9JqT— おばちゃんの味 白川茶屋 (@shirakawachaya) 2017年7月30日
また、白川茶屋では毎月第1土曜日を「つちのこの日」として変り種のつちのこ焼きの販売もしているそうです。月によってどんな変り種が出るのかはお楽しみですが、9月2日はちくわ入りのつちのこを捕獲する事が出来るようです。現地のみの数量限定!
白川茶屋まではちょっと遠いけど……という方に、朗報です。白川茶屋の通販「つちのこマルシェ」でもつちのこ焼きを捕獲する事が出来るんですって。通販は8匹~20匹入り。つまり乱獲セットといったところでしょうか?お値段は8匹入りが1,320円(税込)で送料別。
さらにつちのこ焼きの出張販売の予定、教えてもらっちゃいました。ただし紹介するのは確定分のみ。下記以外にも予定しているものがいくつかあるそうなので、気になる人は白川茶屋のHPやFacebook(shirakawachaya)をチェックしてくださいね。
■直近の出張販売予定(確定分のみ掲載)
▼9月
17日 東白川村郷土歌舞伎公演(岐阜県加茂郡・はなのき会館)
▼10月
8,9日 いちのみや秋の緑化フェア(愛知県一宮市)
22日 岐阜県農業フェスティバル(岐阜県岐阜市)
▼11月
12日 東白川村秋フェスタ(岐阜県加茂郡)
<取材協力/画像提供>
白川茶屋
〒509-1303 岐阜県加茂郡東白川村五加3323-1
<記事化協力>
つっちー&のこりん(@tsuchinokorin)
※訂正:初出時、TV番組「おじゃMAP」で香取慎吾さんが来店したと記載しておりましたが、正しくは来店しておらずお店や料理が別に紹介されたとのことです。また、香取慎吾さんが食べたのは白川に撮影で訪れた時とのこと。訂正しお詫びいたします。
(梓川みいな)