2018年の9月は三連休が2回(15日~17日と22日~24日)もある、ちょっとお得な月。このあとにも11月23日~25日、クリスマスイブを含んだ12月22日~24日と、必ず月曜日が祝日になる体育の日(10月8日)がある10月を含めて毎月三連休がやってきます。こういう時、ちょっと旅行に行きたいという方も多いと思いますが、もう今からだと飛行機の予約が埋まっている可能性も高いですよね。今はスマホで、何年も先のカレンダーを確認できる時代。もっと早く予約ができれば……という要望に応えて、ANA(全日空)が、約1年前となる355日前から搭乗便を予約できる新たな国内線割引運賃「ANA SUPER VALUE EARLY」を2018年9月3日からスタートさせました。

 これまでANAの国内線割引運賃は、運行ダイヤを国土交通省に申請し、確定する半期ごとの区切り(3月の最終日曜日~10月の最終日曜日の直前の土曜日までは1月下旬ごろ、10月の最終日曜日~翌年3月の最終日曜日の直前の土曜日までは8月下旬ごろ)で販売されてきました。でも、お盆や年末年始の帰省、ゴールデンウィークなどの連休など、日程があらかじめ決まっている場合、もっと早くから予約できると便利なのはいうまでもありません。

 2018年9月3日から導入された新運賃「ANA SUPER VALUE EARLY」は、搭乗日の355日前の午前9時30分から予約が可能。この時点では運行ダイヤ確定前なので、国土交通省に申請する予定の仮ダイヤで便を予約することになります。予約期限は運行ダイヤ確定前(3月の最終日曜日~10月の最終日曜日の直前の土曜日出発便までは1月下旬ごろ、10月の最終日曜日~翌年3月の最終日曜日の直前の土曜日出発便までは8月下旬ごろ)まで。支払い期限は予約日当日となります。もちろん、ANAとコードシェアしているソラシドエア、AIR DOなど他社便も対象となります。

 約1年前なので、予約して運賃を支払った後に予定が変わることもあります。その場合、取消手数料が気になるところ。でも、55日前までは取消手数料はかかりません(別途運賃の払い戻し手数料が1区間につき430円かかります)。それ以降の場合は、45日前までが30%、28日前までが40%、14日前までが50%、当日出発時刻前までが60%、出発時刻以降は100%という形で取消手数料がかかる(空港によって設定されている旅客施設使用料は除きます)ことになります。出発まであと2か月を切った時点でも、取消手数料がかからないのはありがたいですね。仮に押さえておきたくなります。

 今の時点で、すでに2019年のゴールデンウィークや夏の帰省シーズンの予約も可能。5月1日に予定されている新天皇の即位と年号の切り替えを旅先で迎える、なんてプランも予約することができます。

 また、この新運賃「ANA SUPER VALUE EARLY」発売を記念して、9月3日から9月18日まで、航空券が当たるTwitterキャンペーンも実施しています。なお「ANA SUPER VALUE EARLY」は、ANAマイレージクラブ会員(入会・年会費無料)のみが予約・購入できる運賃となっているので、これを機会に入会しておくといいかもしれません。9月30日までに新規入会すれば、5万円分のANA旅行券が抽選で20名に当たるキャンペーンも開催中なので、当選したら1年後の旅行の軍資金にするのもいいかもしれませんね。

情報提供:全日本空輸株式会社

(咲村珠樹)