会社法違反(特別背任)などの罪で起訴された日産自動車の前会長、カルロス・ゴーン被告が2019年4月3日、ツイッターアカウントを開設。最初のツイートで4月11日に記者会見を開くと予告しました。

 自らの報酬についてや、不明朗な会社資金の流用などの疑いで東京地検特捜部に逮捕され、会社法違反などの罪で起訴されたゴーン被告。現在保釈中で、弁護を務める弘中惇一郎弁護士が4月2日、日産自動車前代表取締役のグレゴリー・ケリー被告や、法人としての日産自動車と公判を分離するよう東京地裁に申し立てたと、東京都千代田区の日本外国特派員協会で記者会見を行ったばかりです。

 カルロス・ゴーン被告名義のTwitterアカウント「@carlosghosn」は、登録とほぼ同時に「認証済み」バッジがついており、Twitterでは本人確認ができたようです。

 最初のツイートは英文で「I’m getting ready to tell the truth about what’s happening. Press conference on Thursday, April 11.」というもの。そしてすぐに「何が起きているのか真実をお話しする準備をしています。4月11日木曜日に記者会見をします」という日本語のツイートを行なっています。

 4月11日と予告された記者会見について、会見場所や時間についての情報はまだ明らかになっていません。しかしTwitterアカウントを開設し、これから積極的に情報発信をしていくものと思われます。記者会見の席上、ゴーン被告が何を語るのか、そしてこのTwitterアカウントを通じてどのような情報を明らかにしていくのか、注目です。

<出典・引用>
カルロス・ゴーンTwitterアカウント(@carlosghosn)
※画像はTwitterアカウントからのスクリーンショットです。

(咲村珠樹)