大量のオムツにお名前印刷を行う方法が注目されています。使用するのは、どこにでも印刷できるタイプの「ハンディープリンター」。パソコンの専用ソフトでお名前データを作成し、Bluetoothでデータ転送。そしてひたすらオムツのお尻面をなぞるだけ。
この方法をネットで紹介したのは、プログラマであり有限会社エムシーエフ代表取締役のまかべひろしさん。「ガジェットになると俄然やる気が出ますねw」とコメントするとおり、大量のオムツにひたすらお名前プリントしていく様が動画で紹介されています。なお、絵の印刷には多少コツがいるそうですが、これもプリントできるそうです。
ちょっと見てよこのプリンター。PCからBluetoothで印刷スタートしたら、後はオムツをなぞるだけ。マジお父さんの味方ですよ! pic.twitter.com/EaD7q3u2Xk
— まかべひろし (@sinpen) 2019年6月23日
プリンターならでは、ということで、絵も印刷できます。手書きより早いよ。字と違って、おむつの上に絵をキレイに印刷するのは慣れが必要そうだけど面白い! pic.twitter.com/sOtGkXwrWc
— まかべひろし (@sinpen) 2019年6月24日
そもそも「大量のオムツにお名前印刷?それに需要があるの?」と突っ込みたくなる人も多いかと思われますが、実はこれ、保育園等の乳児組から子どもを通わせたことがある人なら、割と経験者の多い作業なんです。
保育園等では私物管理のため、持ち物すべてにフルネームで名前を記入することが必須。消耗品であるオムツも例外ではありません。
しかもオムツは消耗品であるがゆえに日々使った分だけ補充していかなければならないのです。子どもが小さければ小さいほどその消費は早く、毎日5~8枚持たせているという家庭は珍しくありません。
おかげで毎日ひたすら手書きするか、一週間まとめて一パック近くに名前を書くか……そんな作業が、乳児組等の親御さんには発生しています。こんな事情もあり、まかべさんの投稿は大いに注目をあつめ、1万を超えてリツイートされました。
ただ、ハンディープリンターはまだ高価な商品。まかべさんも5万5000円ほどの値段で購入したそうです。このため、やっぱり手書きでいいや、お名前スタンプでいいや。という声が多くよせられるかと思いきや?
そもそもハンディープリンターに興味があり「ロマンある」と感じる人の声や、オムツ名前書きの経験者からは「数年前に知りたかった」といった声まで、欲しいという人の声の方が多くよせられていました。
<記事化協力>
まかべひろしさん(@sinpen)
(宮崎美和子)