猫って、どういう訳か飼い主の行く手を阻むがごとく、先回りして待機していることがあったりします。それが大挙して階段にとなると……。そんな猫だらけな光景がツイッターに投稿され、猫好きの目を引いています。

 熊本で猫の保護や里親探しをしながら、乳児の母でもあるすみパンさんの家には、4匹の常駐猫たちと5匹の保護猫たちが暮らしています。いずれも黒と白のツートンカラーな猫たち揃いのすみパンさん家。保護猫から飼い猫に昇格した猫たちが保護された子猫を見守りながら、里親探しをしているといった状況。

 やんちゃ盛りな子猫たちは、人間に対しては「シャー」があいさつ代わりなバットニャンという名の猫が良く面倒をみているのだとか。外猫から飼い猫に昇格したバットニャンは子猫の面倒見は良いらしく、子猫たちは乳児のおもちゃをアスレチックにしたり、バットニャン先生に色々と教わりながら新しい飼い主さんが来るのを待っています。

 そんな、大所帯なすみパンさん家。現在は2匹の譲渡先が決まったもののまた3匹を保護することが決まっているという、引き続き大所帯。そして、そんな猫だらけの家の中で発動したのが、猫たちによるトラップ。

 「階段登れない」と、ひと言悲痛なつぶやきとともにツイッターに投稿されたのは、階段のあちこちを埋め尽くしている猫たちの写真。9匹中7匹が2階へと続く階段の殆どを占拠しています。何という猫トラップ……!!

 なぜ猫たちが階段のそこここにいる状態になっているのかは、猫たちのみぞ知る……といったところですが、何か猫がいると、何となくどかせない気持ちになってしまうのは、きっと筆者だけではないはず……!!

 今月8月30日には、すみパンさん家からも保護猫5匹が参加する譲渡会が、熊本市南区幸田のちむちむチェリーにて開催されますよ。時間は19時~21時まで。普段は土日の昼間に多い譲渡会ですが、なかなか土日に時間が取れないというお近くの人は足を運んでみてはいかがでしょうか?

<記事化協力>
すみパンさん(@aims2koz)

(梓川みいな)