ペットは飼い主に似るとよく言いますが、自分の飼っている子を見てもそう思わないのに傍から見ると「やっぱり似てるかも」となること、結構あったりします。とあるYouTuberが飼っているインコが、隠しカメラを発見したときの行動に大きな反響が集まっています。

 このインコは、軽トラをDIYしてキャンピングカーにするという企画を続けている、YouTuber「ばんのけ」のバンディさんが飼っている「おかかちゃん」というセキセイインコ(ハルクイン)のオスで、現在生後5か月。最初こそ、幼鳥時に見られる頭のバーコード状の黒い筋がオッサンのバーコード頭のように見えたので、「係長」と呼ばれていましたが、転じて、「おかかちゃん」に。

 今では、ばんのけ夫妻とおかかちゃん、そしてその後に入ってきたツナちゃんとにぎやかな生活になっています。

 そんなおかかちゃん、室内に放鳥している時に、床の方に設置している隠しカメラを偶然にも発見。床をてってけてーと往復して走っている時に、ふとその存在に気が付き、文字通りレンズに密着。近い!近いよおかかちゃん!!密着しすぎて可愛いお顔が全然見えない状態ですが、何やらレンズに向かって自己アピール。

 インコ語なのか何語なのか分かりませんが、とにかくひょこひょことレンズに向かって対面しつつ、一生懸命何やらしゃべっています。途中、はっきりと「おかかちゃん」と自分の名前もアピールする場面も。

 ひとしきりアピールしたら気が済んだのか、どこかへ行ってしまいましたが、動画の最後に、チラッと通り過ぎる場面も。

 そんな姿を、ばんのけ夫妻は「おかかちゃん」のツイッターアカウントに投稿。そしてこれを見た人たちからは、「盗撮に気付いたのに『おかかちゃん』と個人情報言っちゃうのかわええ」「めちゃくちゃ喋ってんのめちゃくそ可愛い」と、猛烈な自己アピールに思わずなごんでしまう人が続出。後半、声色が低くなっているように感じましたが、どうやらバンディさんの声真似をしている様子。

 まだ生後5か月なので、これからいろいろな言葉を覚えて喋ってくれそうな気がします。そんなおかかちゃんは、レンズが大好き。「スマホ、ハンディ、ミラーレス全部同じ反応で飛びついてきます」と、レンズならどれでも気になっているみたい。おかかちゃん自身が映っていることを理解しているのかまでは不明ですが、こうして濃厚な自己アピールをしているところを見ると、何となく理解していそうな、それとも飼い主さんがカメラに向かってしゃべっている様子を覚えたのか……??

 おかかちゃんは、レンズに反応しての自己アピールも好きですが、お気に入りだという小さなマトリョーシカも大好き。見せるとテンションアゲアゲで突っついて遊びます。ある日、小さいマトリョーシカを大きなものにすり替えて置いて見せてみたら、体をひょこひょこと上下に動かし、その後不思議そうに大きいマトリョーシカの正面でじっと見てから、その周りをせわしなく回って確かめていましたし。

 おかかちゃんも、これから立派なYouTuberに育っていくかもしれませんね。成長が楽しみです。

<記事化協力>
おかかちゃん(@okakaricho)

(梓川みいな)