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漫画「もしも東京」展が開催 日本を代表する漫画家20人が誰も見たことがない東京を描く

 日本を代表する漫画家たちが「東京」を漫画作品で残すアートプロジェクト・漫画「もしも東京」展が、2020年夏に東京都現代美術館で開催。 「ピンポン」の松本大洋、「ソラニン」の浅野いにお、「BLUE GIANT」の石塚真一など20名が、新作漫画を展示作品として描き下ろします。

  •  世界中の人々が足を運び多くのメディアにも注目され、2020年に大きなターニングポイントを迎えることになる「東京」。2020年の夏、映像でも写真でもなく、東京を「漫画」作品として残すアートプロジェクトとして、漫画「もしも東京」展が開催されます。日本を代表する漫画家20名が、それぞれの視点と想いで、誰も見たことがない20の東京を描き下ろします。

     ちなみに、漫画「もしも東京」展はTokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13のひとつとして開催されるのですが、Tokyo Tokyo FESTIVALとは、オリンピック・パラリンピックが開催される2020年の東京を、文化の面から盛り上げるため、多彩な文化プログラムを展開し、芸術文化都市東京の魅力を伝える取り組み。

     今回は、国内外から応募のあった2436件から選定した13の企画を、「Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13」と総称し、オリンピック・パラリンピックが開催される2020年にかけて、展開しています。漫画「もしも東京」展は、入場無料となっているので、日本を代表する漫画家が描く、誰も見たことがない20の東京を体験してみるのも良いかもしれませんね。

    <20名の参加漫画家(50音順)>※()内は代表作
    ・浅野いにお(「ソラニン」「おやすみプンプン」「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」)
    ・安倍夜郎(「深夜食堂」)
    ・石黒正数(「天国大魔境」「それでも町は廻っている」「木曜日のフルット」「外天楼」)
    ・石塚真一(「BLUE GIANT」「岳 -みんなの山-」「BLUE GIANT SUPREME」)
    ・市川春子(「宝石の国」「虫と歌 市川春子作品集」)
    ・岩本ナオ(「町でうわさの天狗の子」「金の国 水の国」「マロニエ王国の七人の騎士」)
    ・太田垣康男(「機動戦士ガンダム サンダーボルト」「MOONLIGHT MILE」)
    ・大童澄瞳(「映像研には手を出すな!」)
    ・奥浩哉(「GIGANT」「GANTZ」「いぬやしき」)
    ・小畑友紀(「僕等がいた」)
    ・黒田硫黄(「セクシーボイスアンドロボ」「大日本天狗党絵詞」「茄子」)
    ・咲坂伊緒(「アオハライド」「ストロボ・エッジ」「思い、思われ、ふり、ふられ」)
    ・出水ぽすか(「約束のネバーランド」)
    ・萩尾望都(「ポーの一族」「11 人いる!」「バルバラ異界」「トーマの心臓」「半神」)
    ・昌原光一(「こはぜ町ポトガラヒー~ヒト月三百文晦日払~」「人情幕ノ内」)
    ・松井優征(「暗殺教室」「魔人探偵脳噛ネウロ」)
    ・松本大洋(「鉄コン筋クリート」「ピンポン」「Sunny」)
    ・望月ミネタロウ(「バタアシ金魚」「ドラゴンヘッド」「ちいさこべえ」)
    ・山下和美(「天才 柳沢教授の生活」「不思議な少年」「ランド」)
    ・吉田戦車(「伝染るんです。」「ぷりぷり県」「まんが親」)

    情報提供:漫画「もしも東京」展実行委員会

    (佐藤圭亮)

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