NTTドコモは、東京2020オリンピック・パラリンピック期間中、参加する選手らの生活を支える施設「選手村ビレッジプラザ」に、5G通信環境を整備したインターネットラウンジ&カフェ「docomo 5G LOUNGE」を開設。5Gを活用した様々なモバイルサービスで、“ドコモならではのおもてなし”を提供するといいます。
東京・晴海にある選手村ビレッジプラザのE棟に、オリンピック期間の7月13日〜8月11日、パラリンピック期間の8月17日〜9月8日にオープンする「docomo 5G LOUNGE」は、5Gの通信環境を整備したラウンジ&カフェ。ここでは9時〜21時の間、新しいモバイル通信である5Gを使った様々なサービスが提供されます。
選手村ビレッジプラザ内に設置された「みえる応援電話」ディスプレイでは、通話相手の音声をリアルタイムで文字に変換できるドコモの「みえる電話」の技術を使い、日本中から「みえる応援電話」で話した応援メッセージの声が音声認識機能で変換され、8言語に対応した文字で表示されます。
選手は大会への応援や想いを文字として受け取ることができるほか、臨場感たっぷりの録音音声メッセージ(日本語のみ)をヘッドホンで聞くことも可能。
また、ディスプレイに装備された動作センサーにより、応援している人々は選手のメッセージ閲覧数を「みえる応援電話」特設サイトを介して確認することもできます。メッセージを送る側と選手、相互でのつながりを感じることも期待できそうです。
様々な国からやってくる選手たち。そのコミュニケーションを助ける「多言語対応サービス」も提供されます。スマートフォンやタブレットのアプリを通じて会話が自動で翻訳され、まるで通訳のサポートを受けているかのように相手を会話することが可能。
翻訳方法は「docomo 5G LOUNGE」スタッフがアプリを通じて選手と応対する「対面翻訳」のほか、選手が所有するスマートフォンにアプリをインストールしてもらって通話する「電話翻訳」、撮影した画像の文字を認識して翻訳する「画像翻訳」に対応しています。このほかにも、多言語でアナウンスする機能を使い、料理の出来上がりやお知らせなど、カフェスタッフの業務もサポートすることができます。
対面通訳の場合、英語(英・米・豪)、中国語(北京・台湾・広東)は地域ごとの違いにも対応しており、韓国語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、イタリア語、ドイツ語、ロシア語、タイ語、インドネシア語、ベトナム語、ミャンマー語に対応。電話翻訳では英語(米語)、中国語(北京)、韓国語に対応します。
画像翻訳では、英語、中国語(北京・台湾・広東)、韓国語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、イタリア語、ドイツ語のほか、6月末からはロシア語、タイ語、インドネシア語、ベトナム語、ミャンマー語にも対応予定となっています。
カフェでのメニューの注文は、スマートフォンで二次元コードを読み取り、ブラウザから注文してオンラインで決済するシステムを採用。手元のスマートフォンからキャッシュレスで注文できるため、接触機会や密集する状況を減らすことができ、感染症対策に効果があるほか、混雑を避けることで選手のストレス軽減にも役立ちます。
カフェに設置された二次元コードをスキャンすると、その日のメニューがスマートフォンで確認できます。注文する際は、メニューを選んでオンラインで決済。
その他、インターネットPCコーナーやテレカ販売を含む国際電話コーナーも設置され、選手が選手村で快適に過ごせるようサポートする「docomo 5G LOUNGE」。「みえる応援電話」でメッセージを送る方法などは、NTTドコモの特設サイトで確認できます。
情報提供:株式会社NTTドコモ
(咲村珠樹)