切ると絵が出る「イラストパン」などを作っているブレッドアーティストのRanさんが、「初めてマグロを捌いた日」というコメントと共に動画を投稿。
パンとは思えない見事なマグロの解体ショーに、「捌いた中身のリアルさに思わず声が出た」「何コレ!?すギョい!!」などの声が寄せられ、多くの人を驚かせています。
Ranさんがイラストパンを作り始めたのは2014年。当時3歳だった息子さんが食事にあまり感心が無く食も細かったため、見た目を楽しくすることで「食に興味を持ってもらえたら嬉しいな……」と考えたのがはじまりとのこと。
その後、「お花のフルーツサンド」や「筋肉くまパン」などを考案。人気ゲーム「スーパーマリオブラザーズ」に登場する、敵キャラクターのクリボーをパンで再現したこともありました。
そして、今回はマグロ。コロナ禍になる前は、近所のお寿司屋さんがマグロの解体ショーを定期的に行っていて、子どもたちとよく見に行っていたそうです。しかし、コロナ禍でマグロの解体ショーが無くなってしまったため、「久しぶりに、あの感動を味わってもらいたい!」と自分でマグロパンを捌く決意をしたとのこと。
「マグロなのでとにかく大きく作りたかった」とRanさん。このため今回は家庭用のオーブンで焼ける限界の大きさに挑戦。マグロがオーブンの庫内に入るギリギリのサイズだったため、出し入れする時に壁にあてて傷つけないように、とても気を遣いながらの作業だったそうです。
マグロの身の部分も、赤身・中トロ・大トロと色分けするというこだわりよう。ただ、「ちょっと大トロが多過ぎた感ありますね」と反省点も。本物だと大トロの部分が多かったらラッキーですけどね。
なお、今回のマグロパンは家族だけで食べるには大きすぎたため、「次回マグロパンを作る時は、10人くらいでシェアして食べられる時にします!」と語っていました。
https://twitter.com/konel_bread/status/1458073325825978368
<記事化協力>
Ranさん(@konel_bread)
(佐藤圭亮)