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実用的でかわいい!キャベツを食べるウニのエコバッグに注目集まる

 レジ袋の有料化に伴い、急速に普及した「エコバッグ」。もちろんモノにもよるのですが、毎回きれいに畳んでなおす作業が手間だと感じている方は多いのではないでしょうか。もちろん筆者もそんなひとり……。

 「適当にクシャクシャっと収納してもいいデザインのエコバッグを作れないかな?」という発想から生まれた「キャペツを食べるウニのエコバッグ」がツイッターで18万件もの「いいね」を集め、大きな話題になっています。

  •  作品を制作した企画デザイン2時さん(@niji_2oclock)は、時計の2時の方角「ななめ上」を行く発想を大切に、世の中を楽しくするモノやコトを生みだす商品企画会社。過去にも「犬用勝訴マスコット」「ハムスターモナカ」など数多くのユニークな商品を手掛けてきました。

     そんな企画デザイン2時さんが発表した今回の「キャペツを食べるウニのエコバッグ」。本来、エコバッグはキレイに畳まないと変なシワがついてしまったり、ケースにしまう時にはみ出てしまったりもするのですが、キャベツを食べるウニのデザインならクシャクシャでも、ケースからはみ出ても逆にそれがかわいく見えてしまいます。その発想はまさにななめ上。

    少しキャベツを出すのがポイントとのこと

     ウニ部分はモップに使われるような、毛足の長いポリエステル素材でモコモコとした触り心地。キャベツバッグはスポーツ用品などに使われるような、シャカシャカしたナイロン生地を使用。プリントや刺繍などを施していない、生地だけのシンプルなデザインなので素材選びには特にこだわったとのこと。

     キャベツバッグはあえてシワが付きやすい素材を選んでいたり、ウニにはぶら下げやすいようにボールチェーンが付いていたりと、まだ未発売のプロダクト商品でありながら、実用的な部分にも細やかな配慮が行き届いています。

     投稿の返信欄には商品化や販売を求める声が多数。大きな反響を受けさっそく商品化する方向で動いているとのこと。詳細は企画デザイン2時さんからの続報を待ちましょう。

     利便性とかわいさを兼ね備えたエコバッグ。お買い物のたび、使うのが楽しみになりそうですね。

    <記事化協力>
    企画デザイン2時さん(@niji_2oclock)

    (山口弘剛)

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    鹿児島出身・鹿児島在住。私生活では妻と共に2人の子どもを子育てしながら、地元のサッカークラブを熱烈応援中。仕事は元アパレル店長、元ゲームショップ店長を経験。現在はライター、イラストレーターとして活動。

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