2022年4月から成年年齢が引き下げられました。そこでポイントプログラム「dポイント」を展開している、NTTドコモ(以下、ドコモ)が、2022年に新成人となる18~19歳の男女1000人を対象に、「新生活の消費意識に関するアンケート」を実施。
多くの人が「節約したい」「ポイントを有効活用したい」と回答するなど、新成人のお金に関する実態が明らかになりました。
新成人に4月からのお財布事情について聞いてみたところ、自由に使えるお金の平均は4.32万円。4月以降、「収入が増えそう」と答えた人が48.9%に対し、「支出が増えそう」は68.0%と約20%も多い結果になったそうです。
増えそうと予想していた項目は趣味や服飾費、食費など。その対策としては、「勤務時間やアルバイトを増やす」(61.0%)、「節約」(58.4%)、「支出を見直す」(47.4%)、「副業」(31.0%)などが多く挙げられていました。
そんな厳しいお財布事情を受け、9割以上の人たちが「できる限り節約したい」(95.4%)、「堅実で計画的な消費行動をしたい」(90.6%)と回答。新成人は「節約」「堅実」「計画的」がモットーになっているようです。
「できる限り節約したい」と答えた954人に節約方法を聞くと、1位が「ポイントを有効活用」(80.0%)で、2位の「値引き商品を購入」(65.0%)や3位の「クーポンを有効活用」(64.2%)を大きく引き離していました。
さらにポイントを有効活用できていると思っている新成人は62.7%で、自由に使えるお金は月に平均4.39万円。ポイントを有効活用できていると思っていない新成人(37.3%)は平均4.20万円と、有効活用できていない新成人よりも自由に使えるお金が、月に約2000円も多いという結果も出ています。
ちなみに1000人のうち400人がドコモの「dポイント」を実際に利用していると回答。その400人に「dポイント」について聞いてみたところ、4人に3人が「ポイントがたまりやすいと思う」(76.0%)と答え、他にも「使用できる場面が幅広いと思う」(82.3%)、「今後も利用したいと思う」(91.0%)と考えている人も多数いました。
しかし、ポイントを有効活用したいと思う一方で、それができていない人も多いのが現状。理由としては「おトクなポイントのため方がわからない」(50.7%)や、「ポイントを利用したいと思うほどたまらない」(46.6%)などと答える人が多く、この2点が今後の課題のようです。
「ポイントの有効活用」に対する意見として最も多かったのは「ポイントは1つにまとめた方がおトク」(82.9%)。種類や利用方法など多種多様なため、ポイント管理に労力をかけたくないと感じている人が多く、自身のポイント状況が分からなくなってしまったり、管理に疲れてしまったりした経験をした人もいるようなので、参考にしてみるのも良いかもしれません。
情報提供:株式会社 NTTドコモ
(佐藤圭亮)