刺繍が大好きで、可愛いパッケージや気になるデザインなどを趣味で刺繍しているというTwitterユーザーのひとり展hiraさん。
2021年に作ったレシートの刺繍の写真を投稿すると、そのクオリティーの高さに「凄い!」と驚嘆の声が上がっています。
レシートの刺繍を作った時期は、まだ「文字」を刺すのが苦手で、とにかく様々な「文字」の刺繍を練習していた頃だと言います。
そんな時に、家計簿に付けようと取っておいたレシートを見て、「あ、これで文字の刺繍しようかな……」と軽い気持ちで作り始めたのがきっかけなんだとか。
しかし、完成したレシートの刺繍は、軽い気持ちで始めたとは思えないほど本物そっくり!
「盛岡風冷麺」や「生パスタトマトクリーム」などの商品名の他、注意書きの部分も見事に刺繍されています。
完成までには一週間ほどかけられており、よりリアルに再現するために実物と全く同じサイズで作ったというこだわりよう。
作っている上で大変だったところは「漢字」とのこと。ひらがなやカタカナ、数字や記号などは画数が少ないため、大きさやバランスをある程度は正確に刺繍できるそうです。
一方、漢字は刺繍で表現すると文字が潰れてしまったり、文字が大きくなりすぎたりしてしまい、綺麗に刺繍することがとても難しいそうです。今も「もっと綺麗に刺せないか」と研究中とのこと。
そんな苦労を経てレシートの刺繍を完成させた時は、「達成感や作品に対する愛しさを、今まで以上に感じるようになりました」と語ります。レシートの刺繍を作ったことで、あらためて「小さくて細かい文字を刺繍するのが好きなんだなぁ」と、再認識することができたそうです。
ひとり展hiraさんは、これからも今まで作ってきたお菓子のパッケージの刺繍はもちろん、「え?こんなのも刺繍するの?」と言われるようなモノも作っていこうと考えているようなので、次はいったいどんなものを刺繍するのか、とても楽しみですね。
#世界で唯一無二の自分だけの作品をさらせ#刺繍
昨年作ったレシートの刺繍🧾 pic.twitter.com/ZZxkxWkxmy— ひとり展hira (@hirayukihiro) July 27, 2022
<記事化協力>
ひとり展hiraさん(@hirayukihiro)
(佐藤圭亮)