Twitter上に時々現れる、災害や事件を予言する未来人。とうとう企業の公式Twitterの中の人にも未来人が現れたようです。

 「チャンポンめん」でおなじみ、兵庫県に本社を置くイトメン株式会社公式アカウントの概要欄には、「担当者は20203/6/1就任」との記載が。これは、いったい……。さっそく取材してみました。

 イトメンの公式Twitterの投稿をさかのぼって見てみると、これまで中の人を担当していた社員は4代目で、4年間ほど公式アカウントを任されていたそう。

 5月31日の投稿には「今後の活動については新入社員に任せました!」「本当に、ほんっとうにありがとうございました!」などと書かれたツイートが残っています。ということは、イトメンの新入社員に未来人がいるということでしょうか。

■ 新入社員に未来人?にインタビュー

 6月2日の投稿に「おはようございます」とツイートした未来人と思われる新入社員の中の人(以下、5代目中の人)。そこには「プロフィールを更新したら20203年からきたことになってました……」とも書かれています。やはり、ただの書き間違いだったのか?真相をうかがいました。

 まず5代目中の人を担当することになった経緯について聞いてみたところ、「SNSに力を入れるために前任(4代目)の先輩から新入社員に任せていると聞いています」とのこと。4代目の中の人は、この新入社員が未来人ということを知っていたのだろうか?未来人が中の人を担当すれば、イトメンのSNSはたしかに強力な武器になりそうではあるが。

■ 中の人「ご想像にお任せします」

 もうズバリ、5代目中の人に「本当に未来人ですか?」と聞いてみました。すると、「ご想像にお任せします」という回答が返ってきました。は、はぐらかされた!しかし、その後すぐに打ち間違いを認めた5代目中の人。

 ちなみに4代目中の人は打ち間違いに気づいていたものの、面白いので内緒にしていたそうです。

 「担当者は20203/6/1就任」は少し恥ずかしい気持ちもあるが、社内でも好評なので「しばらくは、このままにしようと思います」と笑います。一連の投稿には「18000年後!」「20203年まで愛されるチャンポンめん」「まさかの未来人でしたかw」などのコメントが寄せられ、みなさん楽しんでいるようです。

<記事化協力>
イトメン公式Twitter(@itomen_official

(佐藤圭亮)