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制作期間およそ2年「星のカービィスーパーデラックス」の刺繍がまさに芸術作品

 1996年に発売されたスーパーファミコン用ソフト「星のカービィスーパーデラックス」をテーマにした、クロスステッチ作品がツイッターで大きな注目を集めています。

 ツイッターユーザー「嫌いなトマトも残さず食べる。(きらとま)」さんが投稿したのは、小さな額縁に入った合計42作品がボード一杯に展示されている場面の写真。ここまで数があると、まるで全体で一つの芸術作品のよう。これは映える……!

  •  もともとはアイロンビーズの作品を多く制作していたきらとまさん。ツイッターで色んな人の作品を見ているうちに、自分でも作ってみたいと思うようになったのが、クロスステッチを始めたきっかけでした。

    ゲームモチーフのクロスステッチ作品

     星のカービィに限らず、聖剣伝説やMOTHER2といった、思わず懐かしさを覚えるドットグラフィックを刺繍で再現した作品を多数制作しています。

     星のカービィスーパーデラックスをモチーフにした作品を作るようになったのは、およそ2年前から。はじめはゲームに登場するコピー能力のうち、好きな物だけを作る予定でしたが、数が増えていくにつれて「もう全部作っちゃおう!」と思うようになっていったのだそう。

     多くの作品を手掛けた中で、特にお気に入りなのは帽子の形やステッキがかわいい「ビームカービィ」。赤・青・緑・黄色と複数の色の糸を使い、とても華やかに仕上がっていますよね。

    コピー能力「ビーム」

     ゲームをプレイしたことがある方ならピンと来ていると思いますが、ゲームに登場するコピー能力は全24種類。では残りの18種類は何かというと、作中のミニゲーム時の姿のカービィやライバルのメタナイト、さらにはスタッフロールでしか見ることの出来ない特別なカービィまで。特に右下は並んだ順番も含めてこだわりを感じます。これはエモい……。

    スタッフロールでしか見られないカービィの姿も

     長きにわたった星のカービィスーパーデラックスの作品制作においては、ボードにキリ良く収まったため、これにていったん終了。

     今後は他のゲームや、後続のゲームボーイアドバンス、ニンテンドーDSといった機種で発売されたカービィの姿を制作していきたいと考えているとのことでした。ドットグラフィックで描かれた歴代のカービィ達が一堂に会する光景が、いつの日か見られるかもしれませんね。

    <記事化協力>
    嫌いなトマトも残さず食べる。(きらとま)さん(@tomato_kirai48)

    (山口弘剛)

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  • 山口 弘剛‌Writer

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    鹿児島出身・鹿児島在住。私生活では妻と共に2人の子どもを子育てしながら、地元のサッカークラブを熱烈応援中。仕事は元アパレル店長、元ゲームショップ店長を経験。現在はライター、イラストレーターとして活動。

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