文書を電子データとして扱う際、用いられることの多い「PDF」。PCやスマホなど、どんな環境でも基本的に同じように表示できることが大きなメリットですが、対象が紙の場合はスキャナや複合機を使用する必要があるため、変換にやや手間がかかります。
そんな紙からPDFへの変換が、iPhoneユーザーなら実に簡単に出来てしまうのだとか。X(Twitter)ユーザーの栗原麻樹さんが紹介した便利機能に注目が集まっています。
使うのは、iPhoneに標準搭載されている「メモ」アプリのみ。アイコンを長押しすると、タブが開くので、その中から「書類をスキャン」を選びます。
すると、カメラが起動するので、書類の位置にファインダーを向け、撮影するだけでOK。たったこれだけでPDF化に成功しました。なお、「新規メモ」の作成から「カメラ」マークをタップしても、同様に読み取り可能。枠も自動で読み取ってくれるので、本当にラクチンです。
投稿には1万6千件もの「いいね」が付き、「超絶役に立った。もうスキャナまで歩かない!」「これまで写メしてからPDF化してた……こういう知識の共有、助かります!」といった声が多数。多くの方が早速実践し、その便利さを実感したもようです。
投稿主の栗原さんはピアニストとして活動しており、楽譜や請求書をPDFにして利用しているのだとか。一般的な画像の形式である「JPEG」よりも高画質であることから、日記や手紙、ハガキなどをこの方法で保管しておくのも良いでしょう。ぜひ一度お試しあれ。
コレ結構知らない人多いんだけど、楽譜や請求書をPDFにして送らなきゃいけない時にiPhoneで便利な機能あって、『メモ』のアイコンを長押しすると「書類をスキャン」ていうの出てくるから、それで楽譜とか書類撮ると自動的にPDFになるので便利よ👍 pic.twitter.com/CkGKLKvfiY
— 栗原麻樹@よく喋る赤髪ピアニスト (@makiwanwan) November 27, 2023
<記事化協力>
栗原麻樹@よく喋る赤髪ピアニストさん(@makiwanwan)
(山口弘剛)