おたくま経済新聞

ネットでの話題を中心に、商品レビューや独自コラム、取材記事など幅広く配信中!

「ワマゲドン」知ってる?12月に「ラストクリスマス」を聴けばアウトの謎ゲーム

 クリスマスソングと言えば、「ワム!」の「ラスト・クリスマス」を連想する人は多いでしょう。冬になるとテレビや街中で、毎日のように耳にする定番曲ですが、そんな同曲を用いた面白いゲームがSNSで繰り広げられているのをご存じでしょうか?

 それは12月中に「ラスト・クリスマス」をどれだけ聴かずに過ごせるか?というもので、通称「ワマゲドン」。故意、偶然に関わらず、聴いてしまった場合はSNSに「#Whamageddon」を付けて投稿し、世界中の参加者に脱落報告を行うのだそう。これ、難し過ぎんか……。

  •  ゲーム名はもちろん「ワム!(Wham!)」と、世界の終わりを意味する「ハルマゲドン(Armageddon)」を掛け合わせたもの。欧米にて2010年ごろに始まったとされており、なんと公式サイトまで用意されているという熱の入りようです。

     ルールにも細かく指定がありますが、難しい内容はありません。開催時期は12月1日から24日までの間で、脱落対象となるのはあくまで「ラスト・クリスマス」の原曲のみであるとのこと。リミックスやカバーは対象とならない……らしい。

     曲を認識した時点でアウトとなり、SNSで「#Whamageddon」と共に報告。聴かなかった期間を、フォロワーや友人らと競って遊ぶゲームとなっています。

     中にはプレイヤー同士が意図的に曲の動画を送りつけたり、聞こえるように曲を再生したりする「ワムハラ」なる行為も横行しているようですが、これもルール的にはOK。

    ワマゲドンのルール

     X(Twitter)をチェックしてみると、すでに多数の脱落者が。曲を聴いてしまったシチュエーションと共に、脱落報告をしている様子が確認できます。そこには日本人の参加者もちらほらと。やはり相当な難度を誇るゲームであるもよう。

     今年の開催期間は残り10日を切っていますが、日に日に難しさが上がっていくでしょう。誰でも気軽に参加できる「ワマゲドン」に、あなたもぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

    <参考・引用>
    Whamageddon公式サイト
    ※掲載画像はWhamageddon公式サイトのスクリーンショットです。

    (山口弘剛)

    あわせて読みたい関連記事
  • “おうちゲーセン”が話題!個人宅のガレージに作られた光景に「家の要素どこ?」
    インターネット, おもしろ

    “おうちゲーセン”が話題!個人宅のガレージに作られた光景に「家の要素どこ?」

  • チョコレートプラネットが炎上発言を謝罪 2人揃って頭を丸める
    エンタメ, 芸能人

    チョコレートプラネットが炎上発言を謝罪 2人揃って頭を丸める

  • 邪悪なAI搭載「絶対にバズるSNS」で理不尽な炎上を疑似体験→リアルすぎて怖くなった
    インターネット, おもしろ

    邪悪なAI搭載「絶対にバズるSNS」で理不尽な炎上を疑似体験→リアルすぎて怖くな…

  • 前澤友作さん、新SNS立ち上げへ 偽広告問題に危機感
    インターネット, 社会・物議

    前澤友作さん、新SNS立ち上げへ 偽広告問題に危機感

  • 合計40回落選!それでもSwitch2を諦めなかったXユーザーが手繰り寄せた奇跡
    インターネット, おもしろ

    合計40回落選!それでもSwitch2を諦めなかったXユーザーが手繰り寄せた奇跡…

  • 「ワンピース」に酷似と注目のゲーム2作品がMy Nintendo Storeから削除
    ゲーム, ニュース・話題

    「ワンピース」に酷似と注目のゲーム2作品がMy Nintendo Storeから…

  • 「mixi2」PCブラウザ版が提供開始 一部機能に限定も利便性向上
    インターネット, サービス・テクノロジー

    「mixi2」PCブラウザ版が提供開始 一部機能に限定も利便性向上

  • SNS拡散のカギは「誰がシェアしたか」 朝日新聞社など共同研究(画像:PhotoACより)
    社会, 経済

    SNS拡散のカギは「誰がシェアしたか」 朝日新聞社など共同研究

  • 「Xブロックチェック」に要注意 トレンド入りした危険なサービスとは?
    インターネット, 社会・物議

    「Xブロックチェック」に要注意 トレンド入りした危険なサービスとは?

  • 「○○アンバサダーに投票して」DMに要注意 SNS乗っ取りの手口に警戒を
    インターネット, 社会・物議

    「○○アンバサダーに投票して」DMに要注意 SNS乗っ取りの手口に警戒を

  • 山口 弘剛‌Writer

    記事一覧

    鹿児島出身・鹿児島在住。私生活では妻と共に2人の子どもを子育てしながら、地元のサッカークラブを熱烈応援中。仕事は元アパレル店長、元ゲームショップ店長を経験。現在はライター、イラストレーターとして活動。

    ▼こちらのライターの最新記事▼

  • パワーアップした「セブン‐イレブン 福袋 2026」 予約受付が11月18日開始
    商品・物販, 経済

    パワーアップした「セブン‐イレブン 福袋 2026」 予約受付が11月18日開始…

  • ミニ四駆「レーサーズボックス」がトミカサイズに あの日のワクワクがよみがえる
    商品・物販, 経済

    ミニ四駆「レーサーズボックス」がトミカサイズに あの日のワクワクがよみがえる

  • あなたならどうする?3歳とのババ抜きで丸見えのジョーカーに母、葛藤
    インターネット, おもしろ

    あなたならどうする?3歳とのババ抜きで丸見えのジョーカーに母、葛藤

  • エレコム、モバイルバッテリーの「PSEマーク」確認を呼びかけ 特にネット購入時は注意
    インターネット, 社会・物議

    エレコム、モバイルバッテリーの「PSEマーク」確認を呼びかけ 特にネット購入時は…

  • 「食べられる鉱物」誕生 透明感までも再現した甘くて美しいアメシスト
    インターネット, びっくり・驚き

    「食べられる鉱物」誕生 透明感までも再現した甘くて美しいアメシスト

  • 「カクヨム」短期間の大量投稿に注意喚起 背景にAI生成作品の急増か
    インターネット, 社会・物議

    「カクヨム」短期間の大量投稿に注意喚起 背景にAI生成作品の急増か

  • トピックス

    1. 汗冷え対策は「ヒートテックの下にエアリズム」 ユニクロ公式発の裏ワザが再び話題

      汗冷え対策は「ヒートテックの下にエアリズム」 ユニクロ公式発の裏ワザが再び話題

      屋内と屋外で寒暖差が大きく、着る服に悩みがちなこの季節、SNS上で「エアリズムの上にヒートテックを着…
    2. 「ドラクエ7リメイク」にキーファ再会エピソード追加 衝撃展開にSNSでは「恨み節」も

      「ドラクエ7リメイク」にキーファ再会エピソード追加 衝撃展開にSNSでは「恨み節」も

      2025年11月12日午前7時に配信された「State of Play 日本」にて、「ドラゴンクエス…
    3. アカウント1の投稿

      【前編】それでも私は、書くことを選んだ―― Temu不審アカウントに挑んだ無名記者の記録

      ある日の調査作業の過程で、SNS「X」上において、急成長中の越境EC大手「Temu」のサポート担当を…

    編集部おすすめ

    1. 床掃除はおまかせ!「モップ機能つき生ルンバ」と化すビションフリーゼがかわいい

      床掃除はおまかせ!「モップ機能つき生ルンバ」と化すビションフリーゼがかわいい

      頭をぐりぐり動かしながら、床の上を滑っていく1匹のワンちゃん。飼い主さんが「モップ機能つき生ルンバ」と呼ぶビションフリーゼ・せとくんの動画が…
    2. 工場労働者2138人、1万時間の作業映像をオープンソース化 ロボット向け学習に活用

      工場労働者2138人、1万時間の手作業映像をオープンソース化 ロボット向け学習に活用

      工場向け自動化ロボットの研究開発を行うテクノロジー企業、Build AIが、工場労働者2138人による合計1万時間の作業映像をオープンソース…
    3. お菓子の家……ならぬ「つまみの家」誕生 お酒が進むオトナの創作料理

      お菓子の家……ならぬ「つまみの家」誕生 お酒が進むオトナの創作料理

      「解体しながら飲む」が合言葉。童話でお馴染みの「お菓子の家」を、そのまま大人向けに置き換えたような、その名も「つまみの家」がXに登場しました…
    4. 作業でたき火を燃やす新感覚クリッカー「たき火と猫」登場 癒やしと集中を両立するチル系ゲーム

      作業でたき火を燃やす新感覚クリッカー「たき火と猫」登場 癒やしと集中を両立するチル系ゲーム

      作業中に「猫」と「たき火」の癒やしを感じながら集中できる……そんな新感覚のゲーム「たき火と猫」のSteamストアページが公開されました。本作…
    5. アカウント1の投稿

      【後編】それでも私は、書くことを選んだ―― Temu不審アカウントに挑んだ無名記者の記録

      ※この記事は前編からの続きです。前編では、Temuを名乗る複数のアカウントを調査する中で見えてきた構図をお伝えしました。ここからは、Temu…
    Xバナー facebookバナー ネット詐欺特集バナー

    提携メディア

    Yahoo!JAPAN ミクシィ エキサイトニュース ニフティニュース infoseekニュース ライブドア LINEニュース ニコニコニュース Googleニュース スマートニュース グノシー ニュースパス dメニューニュース Apple ポッドキャスト Amazon アレクサ Amazon Music spotify・ポッドキャスト