「拗ねて動かないので家まで転送します」とSNSに投稿したX(Twitter)ユーザーのいえもりさん。投稿された写真には、うずくまっている息子さんが写っており、まわりには魔法陣が描かれています。

 こ、これで本当に転送できたのかな……?はたして真相やいかに。

 おもちゃ売り場などでうずくまったり、駄々をこねたりして動かなくなってしまうお子さんをよく見かけます。いえもりさんの息子さんも、なかなか動きそうにありません。機嫌を戻すには一筋縄ではいかなそうだ……。

 このような時、本当に魔法陣で転送することができればたしかに便利で、全国のお父さんやお母さんも助かるとは思うのですが。息子さんはこの後どうなったのか、いえもりさんに詳しくうかがいました。

「拗ねて動かないので家まで転送します」とSNSに投稿したX(Twitter)ユーザーのいえもりさん

―― そもそも息子さんは、なぜ拗ねてしまったのでしょうか?

 公園で私が蹴ったボールを追いかけていたら、姉に先に取られてこうなりました。

―― 魔法陣で転送しようというアイデアは、どのようにしてひらめいたのでしょうか?

 機嫌を戻してもらおうと変な動きで周囲を踊っていたらまわりに円ができたので、それを基に構築しました。転送っていうのは……すみません後付けです。

―― 後付けだったんですね(笑)。自分のまわりに魔法陣が描かれているのを見て、息子さんはどんなリアクションをしていましたか?

 ふせたまま、まったく顔を上げませんでした。

―― せっかく描いたのに魔法陣の効果は無かったんですね……。

 魔法陣の効果は近くにいたおじさんが笑っていたぐらいでしたね。

―― ちなみに、この後はどのようにして自宅に帰られたのでしょうか?

 花見でお団子を買いに行っていた妻が合流したころだったので、みんなで食べて機嫌よく帰りました。

* * * * *

 どうやら拗ねた子どもには、魔法陣よりも美味しい食べ物の方が効果絶大のようです。

 なおこの投稿には、18万ものいいねに加えて、「拗ねているまわりで魔法陣組んでいるの想像したら笑っちゃう」「この手があったか(笑)」などの声が寄せられています。

<記事化協力>
いえもり&7歳と4歳さん(@iewori

(佐藤圭亮)