おたくま経済新聞

ネットでの話題を中心に、商品レビューや独自コラム、取材記事など幅広く配信中!

バターを室温に戻す簡単な方法を伝授!老舗洋菓子店主がXで紹介

 クリスマスから年末年始にかけ、お菓子作りに挑戦される方が多いのではないでしょうか。そんな時に忘れがちなのが、バターを室温(常温)に戻しておくこと。もしかしたら、ドキッとした人もいるのでは?

 そこで便利な方法を教えてくれたのが、1884年創業の老舗「神田 近江屋洋菓子店」の公式Xアカウント。コップとお湯だけで、素早くバターを室温に戻せるそうです。

  •  そもそも、なぜバターは冷たいままだとダメなのでしょうか。「神田 近江屋洋菓子店」五代目店主の吉田さんにうかがうと、冷たいままだとダマになりやすく、室温に戻して柔らかくすることで、他の材料と混ざりやすくなるそうです。

     お菓子作りなどをよくする人からしたら常識なことかもしれませんが、そういうことほど忘れてしまうもの。そんな時に役に立つのが、今回Xで紹介した方法です。

    室温に戻ったバター

     用意するものは冷たいバターの他に、「耐熱性のあるコップ」と「お湯」のみ。お湯を注いで温めたコップをバターに被せると、サイズによるものの5分ほどで冷たいバターを室温に戻せるそうです。「ぜひクリスマスのお菓子作りの際にご活用ください」とすすめています。

     こんな簡単に戻せるなんて……。投稿を見た人からも「すごい~思いつかなかった!」「こういうのを知りたかった」など、驚きの声や感謝の気持ちが寄せられています。

     吉田さんによると、プロの世界では量が多くなるのでXで紹介した方法は一般的ではなく、基本的には行わないそうです。今回はお肉などを蒸し焼きにする調理法を、バターで活用できないかと考えてやってみたとのこと。

     みなさんもバターを室温に戻し忘れた時があったら、ぜひ今回の方法を試してみてください。

    <記事化協力>
    吉田由史明さん(Twitter/Instagram:@omiyayogashiten
    神田近江屋洋菓子店(東京都千代田区神田淡路町2-4)

    (佐藤圭亮)

    あわせて読みたい関連記事
  • 「とんがりコーン」にまさかのロイヤルミルクティー味爆誕 女子栄養大生が考案した新提案
    商品・物販, 経済

    「とんがりコーン」にまさかのロイヤルミルクティー味爆誕 女子栄養大生が考案した新…

  • 「食べられる鉱物」誕生 透明感までも再現した甘くて美しいアメシスト
    インターネット, びっくり・驚き

    「食べられる鉱物」誕生 透明感までも再現した甘くて美しいアメシスト

  • キャラメルポップコーン×スパイシースナック!1袋で2つの味が楽しめる新商品が登場
    グルメ, 商品・サービス

    キャラメルポップコーン×スパイシースナック!1袋で2つの味が楽しめる新商品が登場…

  • シフォンケーキが宙吊り!トリッキーかつ画期的な製作過程に15万いいね
    インターネット, びっくり・驚き

    シフォンケーキが宙吊り!トリッキーかつ画期的な製作過程に15万いいね

  • 1人暮らしの救世主?Xユーザー考案「手作り虫捕獲器」が助かる
    インターネット, おもしろ

    1人暮らしの救世主?Xユーザー考案「手作り虫捕獲器」が助かる

  • 隣家からの怒号を音痴で撃退!母と娘が歌声響かせた、1週間の脱力戦記
    インターネット, おもしろ

    隣家からの怒号を音痴で撃退!母と娘が歌声響かせた、1週間の脱力戦記

  • ゲーム感覚の「ログインボーナス式ダイエット」が話題 痩せて貯金もできる!?
    インターネット, おもしろ

    ゲーム感覚の「ログインボーナス式ダイエット」が話題 痩せて貯金もできる!?

  • 実は“湯むき”できる!? キウイを綺麗においしく食べる最適解見つかる
    グルメ, 作ってみた

    実は“湯むき”できる!? キウイを綺麗においしく食べる最適解見つかる

  • 映えスイーツのはずが…完成したデラウェアゼリーは“カエルの卵”?
    インターネット, おもしろ

    映えスイーツのはずが…完成したデラウェアゼリーは“カエルの卵”?

  • ライブ・フェス参戦者必見 かわいくて簡単なタオルの結び方が話題
    インターネット, おもしろ

    ライブ・フェス参戦者必見 かわいくて簡単なタオルの結び方が話題

  • おたくま編集部Editor

    記事一覧

    おたくま経済新聞・編集部による監修or執筆

    ▼こちらのライターの最新記事▼

  • 「シテの花」作者が続報投稿 前担当の不備めぐり編集部と協議、認識を整理
    アニメ/マンガ, ニュース・話題

    「シテの花」作者が続報投稿 前担当の不備めぐり編集部と協議、認識を整理

  • 松山ケンイチ「誰も傷つけない悪口選手権」を開始 SNS時代に投げかける新たな試み
    エンタメ, 芸能人

    松山ケンイチ「誰も傷つけない悪口選手権」を開始 SNS時代に投げかける新たな試み…

  • 悔しさと葛藤を語った「シテの花」作者 掲載順問題が大きな反響呼ぶ
    アニメ/マンガ, ニュース・話題

    悔しさと葛藤を語った「シテの花」作者 掲載順問題が大きな反響呼ぶ

  • 11月17日からの平日限定で、「かっぱの挑戦 感謝祭」をスタート
    イベント・キャンペーン, 経済

    かっぱ寿司、おにぎりとかけうどんが平日限定で各82円に 「かっぱの挑戦 感謝祭」…

  • 「ウォーキング・デッド」特化オークションが初開催 総額3億円超の落札集まる
    エンタメ, 映画

    「ウォーキング・デッド」特化オークションが初開催 総額3億円超の落札集まる

  • ヤマト運輸、「当日配送サービス」開始 同一都道府県内運賃も新設
    企業・サービス, 経済

    ヤマト運輸、「当日配送サービス」開始 同一都道府県内運賃も新設

  • トピックス

    1. 汗冷え対策は「ヒートテックの下にエアリズム」 ユニクロ公式発の裏ワザが再び話題

      汗冷え対策は「ヒートテックの下にエアリズム」 ユニクロ公式発の裏ワザが再び話題

      屋内と屋外で寒暖差が大きく、着る服に悩みがちなこの季節、SNS上で「エアリズムの上にヒートテックを着…
    2. 「ドラクエ7リメイク」にキーファ再会エピソード追加 衝撃展開にSNSでは「恨み節」も

      「ドラクエ7リメイク」にキーファ再会エピソード追加 衝撃展開にSNSでは「恨み節」も

      2025年11月12日午前7時に配信された「State of Play 日本」にて、「ドラゴンクエス…
    3. アカウント1の投稿

      【前編】それでも私は、書くことを選んだ―― Temu不審アカウントに挑んだ無名記者の記録

      ある日の調査作業の過程で、SNS「X」上において、急成長中の越境EC大手「Temu」のサポート担当を…

    編集部おすすめ

    1. 「シテの花」作者が続報投稿 前担当の不備めぐり編集部と協議、認識を整理

      「シテの花」作者が続報投稿 前担当の不備めぐり編集部と協議、認識を整理

      小学館「週刊少年サンデー」で連載中の漫画「シテの花 -能楽師・葉賀琥太朗の咲き方-」の作者・壱原ちぐささんが11月18日18時、新たな投稿を…
    2. 松山ケンイチ「誰も傷つけない悪口選手権」を開始 SNS時代に投げかける新たな試み

      松山ケンイチ「誰も傷つけない悪口選手権」を開始 SNS時代に投げかける新たな試み

      俳優の松山ケンイチさんが11月17日、自身のXアカウント「松山ケンイチ(@K_Matsuyama2023)」でユーモア企画「誰も傷つけない悪…
    3. 悔しさと葛藤を語った「シテの花」作者 掲載順問題が大きな反響呼ぶ

      悔しさと葛藤を語った「シテの花」作者 掲載順問題が大きな反響呼ぶ

      小学館「週刊少年サンデー」で連載中の漫画「シテの花 -能楽師・葉賀琥太朗の咲き方-」の作者・壱原ちぐささんが11月17日、作品の掲載順に関す…
    4. 今年もやってきた“本番環境の事故録” Qiitaの「やらかしアドベントカレンダー2025」開幕

      本番環境などでの失敗談が集結 Qiitaの「やらかしアドベントカレンダー2025」開幕

      稼働中のサーバーでの作業ミスによるトラブルの顛末をつづる「本番環境などでやらかしちゃった人 Advent Calendar 2025」が12…
    5. 床掃除はおまかせ!「モップ機能つき生ルンバ」と化すビションフリーゼがかわいい

      床掃除はおまかせ!「モップ機能つき生ルンバ」と化すビションフリーゼがかわいい

      頭をぐりぐり動かしながら、床の上を滑っていく1匹のワンちゃん。飼い主さんが「モップ機能つき生ルンバ」と呼ぶビションフリーゼ・せとくんの動画が…
    Xバナー facebookバナー ネット詐欺特集バナー

    提携メディア

    Yahoo!JAPAN ミクシィ エキサイトニュース ニフティニュース infoseekニュース ライブドア LINEニュース ニコニコニュース Googleニュース スマートニュース グノシー ニュースパス dメニューニュース Apple ポッドキャスト Amazon アレクサ Amazon Music spotify・ポッドキャスト