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かつやがボリューム満点「牛・豚・鶏のトリプルカツ丼」発売!ヘビー級対決に意識がぶっ飛んだ

 今まで数々のボリューム満点な丼メニューを世に送り出している「かつや」の2025年1発目の新作丼が、1月10日ついに登場。

 「巳(へび)年」にふさわしいヘビー級な丼、「牛・豚・鶏のトリプルカツ丼」が期間限定で発売されました。筆者のお腹も負けず劣らずのヘビー級。さっそくヘビー級対決を挑んできたぞ!

  •  通常、丼メニューのサイズを表す表記は「並盛」や「大盛」などですが、「牛・豚・鶏のトリプルカツ丼」は「L(ライト)」と「H(ヘビー)」の2種類となっています。「L(ライト)」はチキン南蛮が1個で税込935円、「H(ヘビー)」はチキン南蛮が2個入っていて税込979円です。

    かつや看板

     ライト級の選手(丼)に用はありません。狙うはヘビー級の選手(丼)の首……いや、肉のみ!お店に到着すると、目をギラギラさせながら臨戦態勢バッチリで店内へ入りました。

    メニューの「牛・豚・鶏のトリプルカツ丼」

     お茶を出してくれた店員さんにすかさず「牛・豚・鶏のトリプルカツ丼」(ヘビー)を注文。待つこと約10分。ロッカールーム(調理場)からなかなか出てこないので、筆者の気持ちを焦らす作戦かと思いましたが、ようやくフェイスオフ。鋭い視線を丼におくります。

    「牛・豚・鶏のトリプルカツ丼」(ヘビー)

     丼のほぼ半分を占めて存在感抜群のチキン南蛮。横には窮屈そうにしつつも、しっかりと自分の居場所を確保している豚カツも忘れてはいけません。

    丼のほぼ半分を占めて存在感抜群のチキン南蛮

    しっかりと自分の居場所を確保している豚カツ

     ただ、この2大巨頭のせいで本来は主役をはれるはずの牛肉は隅っこに追いやられている感じがします。しかし、油断は禁物。肉々しい美味しそうな香りで筆者を誘ってきます。

    隅っこに追いやられている牛肉

    ■ チキン南蛮の破壊力がヤバい!

     もう我慢できない!ゴングが鳴る前にタルタルソースがたっぷりかかったチキン南蛮をガブリ!(心の中で「いただきます!」)。衣はサクッとしていて、中の肉は柔らかくてちょうど良い歯ごたえもあり、ジューシー。

    タルタルソースがたっぷりかかったチキン南蛮

     大きくて食べごたえもあり、筆者の中では今まで食べたチキン南蛮ランキングで上位に入るほどの破壊力を持っています。油断したら1個でご飯の約1/3は消費しかねません。先制パンチを浴びせようとしたら強烈なカウンターをくらった感じです。

    大きくて食べごたえもあるチキン南蛮

     続いては豚カツ。チキン南蛮が1個無くなったことで、やっと全身を拝むことができました。豚カツも丼の半分を占める大きさ。一切れのサイズもデカいです。

    丼の半分を占める大きさの豚カツ

     玉子に包まれた柔らかい豚肉は、噛めば噛むほど旨みが口の中に広がります。これもヤバい……!茶碗1杯分のご飯を追加で欲しくなります。

    玉子に包まれた柔らかい豚肉

     最後は牛肉。チキン南蛮と豚カツの存在感が大きすぎるため、やはり量も少なく感じます。お箸でひとつまみしただけで半分以上なくなってしまいました。

    量が少なく感じる牛肉

    お箸でひとつまみした牛肉

     ただ、少数精鋭とはこういうことを言うのでしょうか。口の中では存分に存在感を発揮。ツユの甘みと牛肉の旨みが絡み合って、威力のある重いパンチを繰り出してきます。なかなか、やるな。ボディというよりも直接胃袋に効いてきます。そして、牛は後から来る……!

    口の中では存分に存在感を発揮する牛肉

     牛・豚・鶏のトリプルコンビネーションに意識が飛び、気づいた時には丼はカラに。記憶はありませんが、なんとか戦いには勝利したようです。戦い終わった後は、お腹の満足感がハンパなかったです。ごちそうさまでした!

    カラの丼

     なお、牛・豚・鶏のトリプルカツ丼はテイクアウトも可能。「牛・豚・鶏のトリプルカツ丼弁当」のライトは税込918円、ヘビーは税込961円です。ちなみに定食もあり、ライトは税込1045円、ヘビーは1089円となっています。

    (取材・撮影:佐藤圭亮)

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