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NOK、くまもと地下水財団「水田オーナー制度」に協賛し熊本事業場社員ら50人が「地下水を育む水田」の稲刈りに参加

update:
NOK株式会社
米作りを通じて地域の地下水を育む~約4,500トンに相当する地下水のかん養に貢献~



NOK株式会社(本社:東京都港区芝大門、代表取締役 社長執行役員 グループCEO:鶴 正雄、以下「NOK」)は、地域の地下水の保全活動の一環として、公益財団法人 くまもと地下水財団が実施する「水田オーナー制度」に2019年から7年連続で協賛し、参画しています。10月11日(土)にNOK熊本事業場(熊本県阿蘇市)の社員とその家族計50人が、オーナーである熊本県菊池郡大津町の水田で、地域の生産者の皆様と共に稲刈りを行い、6月に植えた稲からお米を収穫しました。
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2025年度「水田オーナー制度」稲刈りの参加者

くまもと地下水財団による「水田オーナー制度」は、地下水かん養域※に水田を持つ生産者と、オーナー協定を結ぶ企業・団体が共に米作りをすることで、水田に貯めた水が地下に浸透し、地下水のかん養を促進する活動です。NOK熊本事業場は毎年、菊池郡大津町にある737平方メートル の水田のオーナーとなり、農作業の一部をお手伝いしています。今年収穫されたお米の一部は、熊本市のフードバンクや、オフィシャルパートナー契約を結ぶプロバスケットボールチーム「熊本ヴォルターズ」が運営する子ども食堂に寄付する予定です。また、11月頃には、米作りによって育まれた地下水の量を示す「かん養量証明書」が交付されます。水田面積に応じて算出される本年のかん養量は、昨年の実績に相当する約4,500トン(4,500㎥)が見込まれています。

※かん養:雨水などが土中に浸透し、帯水層に地下水として蓄えられること。
 かん養域:田畑や森林などの水が浸透しやすい土地のこと。

「水田オーナー制度」の稲刈りに参加
米作り体験の希望者は、毎回、社員とその家族から募っており、今年6月に実施された田植えには55人、稲刈りには50人が参加しました。
稲刈りの当日は秋晴れの日で、開会式では、くまもと地下水財団 事業課 課長補佐 古閑 仁美氏が挨拶を行い、地下水保全の大切さや水田が果たす役割を説明しました。6年連続で参加するNOK社員らに向けて感謝の言葉を述べ、「田植えから稲刈りまでを通して、一年をかけて水田の営みを体験いただくことは、熊本の地下水を守る意義や農の営みの豊かさを理解する大切な機会になります。こうした継続的な取り組みが、地域の水と土を守る力につながることを実感しています」と話しました。
参加者たちは生産者の皆様から鎌の扱い方や刈り方を習った後、約1時間にわたって収穫し、脱穀までの工程を経験しました。参加者の中には、田植えにも参加して今日の収穫を心待ちにしていた人も多く、豊かに実った稲穂を感慨深く眺める姿が見られました。また、家族で参加する社員も多く、子どもたちが地域の自然の豊かさを体感する機会にもなりました。稲刈りの後は、田園風景をのんびりと眺め、生産者の方々と交流を楽しむなど、充実した秋の一日を過ごしました。
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稲刈りの様子
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今年6月に行われた田植えの様子
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かん養量証明書(2024年度)


参加者のコメント
・NOK熊本事業場 精密・Oリング事業部 グローバル事業戦略部 生産企画課 堀江 聡
小学1年生の子どもと毎年参加しています。鎌を使って稲を刈り取るのを田植えの時から楽しみにしていたこの日、去年よりも手際よく鎌で刈り取っていく姿に、子どもの成長を感じる一日となりました。田植え、稲刈りを通じて、水田が育む地下水と食べ物のありがたさを学べる我が家の恒例行事になっています。来年も参加したいと思います。

・NOK熊本事業場 精密・Oリング事業部 グローバル事業戦略部 生産管理課 内柳 成道
親子ともに初めての稲刈り体験でした。とても貴重な体験となり、5歳の息子は無我夢中で、稲を刈り続けていました。熊本の豊かな地下水が育む自然との触れ合いや稲刈りの体験を通して地下水やお米への興味・関心や達成感など学ぶことも多く、成長できたと思います。息子は、次はいつあるの?と次回開催をすでに楽しみにしています。

・NOK熊本事業場 精密・Oリング事業部 業務部 業務課 室屋 聡太
初めて稲刈りに参加し、これまで何度も経験されている社員の手際の良さに驚かされました。自分の何倍もの速さで稲を刈っていく姿に感心すると同時に、農業の大変さを実感しました。今回の体験を通じて、水田が地下水の保全に役立っていることを学び、自然や農業の大切さを改めて感じる貴重な機会となりました。

「水田オーナー制度」への協賛を通じたサステナビリティ活動について
NOKグループでは、製品の製造過程において良質な水を使用しています。熊本県阿蘇市に位置するNOK熊本事業場は、水資源に恵まれた地域に立地しており、シール製品の製造に欠かせない水は、地下水をくみ上げて工業用水として使用しています。
熊本県の水道水の80%が地下水であるなど、地域の暮らしや産業を支えている水資源を保全するために、NOK熊本事業場は湖沼の清掃などの地下水の保全につながる地域活動を続けてまいりました。しかし近年は、水資源を消費する工場が集積しており、また人口の増加に伴う生活用水の消費量増を受け、地下水をより積極的に保全することが地域の重要な課題になってきています。
そこで、地下水保全の一助となるよう2019年から「水田オーナー制度」に協賛しています。水の恵みを共有する生産者と協働して、休耕田を有効活用し、地下水を生み出す装置でもある水田を維持するとともに、地域の産業でもある米作りを支援し、農業の担い手不足などの地域課題の解決にも貢献していきます。また、素晴らしい阿蘇の里山の景観の保全にも努めてまいります。
NOK熊本事業場は今後も、行政や地域の環境保全団体、市民の皆様と連携し、地域の資産である地下水の保全に取り組んでまいります。

くまもと地下水財団「水田オーナー制度」 NOK熊本事業場が参加した稲刈りの概要
・開催日:2025年10月11日(土)
・場 所:熊本県菊池郡大津町真木地区の水田
・参加者:NOK熊本事業場の社員とその家族、計50人

くまもと地下水財団「水田オーナー制度」について
・事業主体:公益財団法人 くまもと地下水財団
・内容:米作りを通じて水田と地下水の保全に参加する取り組みです。企業や団体がオーナーとして協賛し、田植えや収穫に参加します。収穫後は、栽培面積に応じた米と、米作りにより育まれた地下水の量を示す「かん養量証明書」が渡されます。

NOK熊本事業場によるその他の環境保全および地域貢献活動
NOK熊本事業場は、地域の環境保全活動に積極的に取り組んでおり、水質保全活動としては熊本県環境保全協議会による江津湖の清掃などに参加しています。来年3月には「熊本ヴォルターズ」と協働した啓発活動に参加する予定です。また、水を育む森林や草原の保全にも取り組み、原野組合が実施する野焼きに社員がボランティア参加しています。このほか、熊本県阿蘇草原応援企業サポーターや、公益財団法人 阿蘇グリーンストック、環境省 自然再生プロジェクトといった団体や制度の賛助会員となり、行政や市民による環境保全活動を支援しています。
・熊本県環境保全協議会に協賛し、地下水資源保護のための江津湖の清掃活動(毎年11月頃)
・フードバンク熊本を通じて、くまもと地下水財団の水田オーナー制度で収穫したお米を必要とされる方に寄付(毎年11月頃)
・プロバスケットボールチーム「熊本ヴォルターズ」が運営する子ども食堂に、くまもと地下水財団の水田オーナー制度で収穫したお米を寄付(2024年より毎年11月頃)
・地下水の大切さを伝え、保全への意識を高めることを目的とした「熊本ヴォルターズ」のホームゲーム「水フェス」に参加(2026年3月予定)
・阿蘇の草原維持、生物多様性維持・継続のための阿蘇市原野組合主催の野焼きに参加(毎年2月または3月)、
・「阿蘇草原応援企業サポーター制度」の認定事業者として、阿蘇の草原維持活動を推進(2022年より)
・公益財団法人 阿蘇グリーンストック、環境省 自然再生プロジェクト 賛助会員



■NOKグループについて
NOKグループは「Essential Core Manufacturing ― 社会に不可欠な中心領域を担うモノづくり」を掲げ、豊かな社会の根幹となる「安全」と「快適」を支えています。15の国と地域に所在する約38,000人で、積み重ねた基礎研究に基づく製品開発、高品質での大量・安定生産を実現しています。自動車をはじめとするモビリティ、PCやスマートフォンに代表される電子機器、OA機器、医療・ヘルスケア機器、産業用ロボット、そして人工衛星など、あらゆる産業分野に技術・製品を提供し続けます。

■NOK株式会社 熊本事業場について
NOK熊本事業場では、NOKの主力製品の一つである、気体や液体を密封するシール製品「Oリング」などを生産。これらのシール製品は、自動車、建設機械、農業機械、住宅設備関連機器など、様々な場所で活躍しています。
・所在地:熊本県阿蘇市永草2089

リリースに関するお問い合わせ
NOK株式会社 CEOオフィス コーポレートアフェアーズ コーポレートコミュニケーション部
TEL:03‐5405‐6372  Mail:mb_nok_corporate_affairs@jp.nokgrp.com

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