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テラドローン子会社Terra Drone Indonesia、自社開発の農業用ドローン「G20」のTKDN認証を取得

update:
Terra Drone株式会社
政府・公的プロジェクトの参画機会拡大、メンテナンス対応の迅速化を目指す



Terra Drone株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:徳重 徹、以下 テラドローン)は、子会社でインドネシアに拠点を置くTerra Drone Indonesia(以下、テラドローンインドネシア)が、自社開発の農業用ドローン「G20」のTKDN認証を取得したことをお知らせいたします。TKDNは、製品に占めるインドネシア由来の原材料や労働力などの割合を評価し、所定基準を満たした製品に認証を付与する制度です。認証の取得により、政府・公的プロジェクトへの参画機会の拡大に加え、現地で部品を調達しやすくなることによるメンテナンス対応の迅速化が見込まれます。テラドローンインドネシアは、同国におけるドローンによる農薬散布サービスの提供を拡大し、継続的な事業展開を通じて国内産業の発展に貢献してまいります。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/20194/388/20194-388-c7f3a10175d157b6b384d7a90fd27f52-1280x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


TKDN認証とは
TKDN(Tingkat Komponen Dalam Negeri)は、製品に占めるインドネシア由来の原材料や労働力などの割合を評価し、同国の国産比率が所定基準を満たした製品に認証を付与する制度です。インドネシア工業省の基準に基づき、指定検査機関の審査と登録を経て認証されます。TKDN認証は、政府・公的プロジェクトの参加要件や加点対象となる場合があるため、取得によって、こうしたプロジェクトへの参画機会が広がります。

本制度の推進は、インドネシア国内の産業育成やサプライチェーンの強化、雇用創出を目的としたものです。政府・公的プロジェクトなど重要分野での現地調達比率を増やすことで、製造・保守・サービスに携わる現地企業の関与を拡大し、長期的な産業競争力の強化を目指しています。
認証取得の背景と概要
テラドローンは、世界の約6割を占めるパーム油の主要生産国であるインドネシアにおいて、パーム油の原料であるアブラヤシの育成および害虫防除を目的に、ドローンを活用した農薬・肥料散布事業を提供してきました。自社開発の高精度農業用ドローンにより、特定エリアへの的確な散布を可能にしています。

このたびTKDN認証を取得した「G20」は、20kg/20Lの大容量タンクを備え、広範囲の散布に対応可能な農薬・肥料散布用ドローンです。自動航行ルート生成、障害物回避、地形追従飛行などの飛行モードを搭載し、段々畑や丘陵地のような不規則な形状にも対応します。さらに、防水・防塵性能や、プラグイン方式によるタンク・バッテリーの迅速交換など、現場での使いやすさを重視した設計が特徴です。

TKDN認証の取得において、テラドローンは、2025年3月にサプライヤー選定を開始し、技術検証を進めてきました。テラドローングループの品質基準を取り入れ、ホース等の小型消耗品を含む複数部材の現地調達を最適化した結果、「G20」はドローンのTKDN認証基準である30%を上回る31.26%の国産比率を達成し、指定検査機関の審査・登録を経てTKDN認証の取得に至りました。

国内で部品を調達しやすくなることで、ドローンの部品交換や修理といったメンテナンスの時間を短縮することができるため、サービス提供の停止時間を短縮できます。また、認定の取得により政府・公的プロジェクトへの参画機会の拡大も見込まれます。
今後の展望
テラドローンは、インドネシア市場での競争力を高めるべく、将来的に「G20」の国産比率を50%まで引き上げることを目標としています。あわせて、「G20」以外の農業用ドローンについてもTKDN認証の取得を進め、対象機種の拡大を図ります。テラドローンは、インドネシアにおいて、ドローンによる農薬散布サービスの提供を拡大し、継続的な事業展開を通じて同国内産業の発展に貢献してまいります。
Terra Drone株式会社
テラドローンは、「Unlock “X” Dimensions(異なる次元を融合し、豊かな未来を創造する)」というミッションを掲げ、ドローンの開発及びソリューションを提供しています。また安全かつ効率的なドローンの運航を支援するための運航管理システム(UTM)の開発・提供や、国外を対象にした空飛ぶクルマ向け運航管理システムの開発にも注力し、幅広い産業に貢献しています。

テラドローンは、測量、点検、農業、運航管理の分野で累計3000件以上の実績を誇っています。また、当社グループを通じて提供されるUTMは、世界10カ国での導入実績があります。こうした成果により、Drone Industry Insightsが発表する『ドローンサービス企業 世界ランキング』で、産業用ドローンサービス企業として2019年以降連続でトップ2にランクインし、2024年は世界1位を獲得しました。さらに、経済産業省主催「日本スタートアップ大賞2025」では、国土交通分野の社会課題に向けた取り組みが高く評価され、「国土交通大臣賞」を受賞しました。

テラドローンは、ドローンや空飛ぶクルマの普及を見据え、“低空域経済圏のグローバルプラットフォーマー”として社会課題の解決を目指します。
詳しくは http://www.terra-drone.net
Terra Drone Indonesia
テラドローン・インドネシアは、インドネシアを拠点とするTerra Drone株式会社の子会社で、東南アジアにおいて測量・点検・農業分野でサービスを展開するドローンサービスプロバイダーです。ドローンによるマッピング、モデリング、検査、モニタリング、農薬・肥料散布に加え、ドローンを活用する企業向けにトレーニングやコンサルティングも提供しています。
また、インドネシアを中心に、農薬散布やマッピングといった農業向けドローンサービス「Terra Agri」を提供しています。農業事業においては、これまでに累計200,000ヘクタール以上の面積で、1日あたり最大4,000回の飛行を実施。高精度の農薬散布により、最大30%のコスト削減を実現し、150機以上のドローン普及の実績があります。詳しくは https://terra-drone.co.id/

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