ペットの年に1度の予防接種や病気やけがでお世話になる、動物病院。ペットを飼っている人なら思わず「分かる」となる光景の漫画がツイッターに投稿され、同じ事を思った人たちからアツい反響となっています。
この漫画、トイプードルの飼い主であり漫画家である、道雪 葵さんがツイッターに投稿したもの。「動物病院での私のひそかな楽しみ」という1ページ漫画に、そのちょっとした楽しみを描いています。
動物病院での私のひそかな楽しみ pic.twitter.com/cVHENJYyoo
— 道雪葵 (@michiyukiaporo) June 21, 2020
動物病院では、受付窓口で飼い主の名前とともに、獣医さんに診てもらうペットの名前を書く必要があります。で、多くの動物病院ではファミレスの順番待ちの様に表に名前を書いていく方式が取り入れられています。
その名前を書く時に、どうしても一覧となっている受付用紙のペットの名前が目に入ってしまうんですよね。たまに、「どうしてその名前に!?」といったペットの名前があったりして、ついどの子がその名前の持ち主なのか、ひそかに待合室にいるペットたちをチラチラ見てしまったり。
そして、病院慣れっこな子だと、呼ばれても嫌がらずに堂々と診察室へ入っていく姿も見られたり。「ハイ、私を呼びましたね(キリッ)」な表情とともに飼い主さんと診察室に入っていくワンコに、ついふふっとなるものです。
この漫画を見た人たちからは「分かる」のコメントが続々。そして自分の家のペットの名前にまつわる話、自分の名前なのにペットの名前と勘違いされて呼ばれた事があるという人、ペットの名前欄にうっかり自分の名前を書いてしまって終始「ちゃん」付けになってしまった人などなど……。
ペットの具合が悪い時は心配でたまらないので、なかなかそんな余裕もない時もあるのですが、予防接種や定期健診の時など、自分のうちの子が元気な時はつい、よそ様のペットも気になってしまいがちですよね。
筆者の場合はずっと猫を飼っているので、同じ柄の猫と隣り合わせた時には、つい「この子と同じ柄ですね~」なんて話しかけてしまいがち……。そして、人懐っこい犬がこちらを目をキラキラしながら見上げてきた日には、つい構ってしまいがち。
漫画を描いた道雪さんも、他のワンコが構って欲しそうにしていると、つい構ってしまうそう。犬って、「この人は構ってくれる」という直感がすごくあるような気がします……。
道を歩いていても、散歩中の見知らぬ犬に寄られてくる事が多い筆者。飼い主さんは気を使って「ダメよ」と言いながら犬を引き寄せて「ごめんなさいね~」などと通り過ぎていこうとするのですが……「むしろ私が構って欲しい!」となってしまう筆者。
たまに犬のナンパに成功され、飼い主さんともおしゃべりしてしまったりなどって、動物好きあるある、ですよね?犬の心理に上手い事引っかかってしまう、人間のサガというか。
そんな犬の気持ちや本音が分かる、「いぬほん 犬のほんねがわかる本」(西東社)で、道雪さんが漫画を担当しています。「犬のなぜなにがわかる」本、犬を飼っている人には「あー!そうなのか!」「それ分かる!」な内容が詰まっていますよ。
<記事化協力>
道雪 葵さん(@michiyukiaporo)
(梓川みいな)