1980年代の名作「トップガン」の正式な続編として、世界中で注目を集めている映画「トップガン マーヴェリック」。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、アメリカで2021年7月2日に公開が延期されたことで、日本でも公開が延期されることが発表されました。

 アメリカ海軍で凄腕の戦闘機パイロットを養成するため、カリフォルニア州ミラマー海軍航空基地に開設された戦闘機兵器学校、通称「トップガン」。そこに集った若き戦闘機パイロットたちの青春群像を描いた映画「トップガン」は、当時の主力戦闘機F-14や教官が操縦するA-4、F-5などが演じる空中機動と音楽がマッチした映像もあいまって、世界的なヒットとなりました。

 長年待ち望まれていた続編として撮影が始まった「トップガン マーヴェリック」。主人公はもちろん、トム・クルーズさん演じる“マーヴェリック”ことピート・ミッチェル。1作目では大尉でしたが、今回は実績からすると将官に昇進しているはずなのに、何故か大佐に甘んじている(そのお陰で現役戦闘機パイロットのまま)という設定です。

 テクノロジーの進歩で、主役機となるF/A-18Fスーパーホーネットのコクピットに6台ものIMAXカメラを設置することが可能となり、キャストは実際にF/A-18Fに乗った状態で演技をしているのも話題となっている本作。当初は2020年夏の公開を予定していましたが、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、一度は2020年12月へと公開が延期されていました。

 しかし、2020年7月時点でも新型コロナウイルスの感染拡大は続いており、アメリカでの公開日が2021年7月2日へ延期されるとの発表。これを受け、日本でも公開が延期されることになりました。

 配給する東和ピクチャーズによると、日本での新たな公開日は決まり次第発表するとのこと。さらに公開が待ち遠しくなることになってしまいましたが、もうしばらく、ワクワクする時を過ごすことになりそうです。

情報提供:東和ピクチャーズ株式会社

(咲村珠樹)