薬味として欠かせないショウガ。チューブ入りのおろしショウガも売られていますが、やはり生のショウガをおろした方が、香りも味も段違いです。でも、おろしショウガは時間が経つと色が悪くなる欠点も。実はおろしショウガって、冷凍保存できるんです。レストランシェフがおろしショウガの冷凍保存テクをSNSで公開しています。
都内のレストランでシェフをしている麦ライスさん。日常生活で便利な料理のライフハックを色々Twitterを通じて紹介しています。
今回、麦ライスさんが紹介していたのは、おろしショウガを冷凍保存するライフハック。おろしショウガをフリーザーバッグに入れ、空気を抜きつつ薄く平たくして冷凍してしまいます。使う時は必要な分だけ割って、解凍してしまえばOK。
ショガオールやギンゲロール、ジンギベレンといったショウガ独特の香り成分と辛み成分は、皮に近いところに多く含まれています。このため、香りを重視したいなら皮ごとすりおろすのが吉。ただし、辛みが苦手な方やお子さん、加熱調理しない場合は気を付けましょう。
また、冷凍保存する際は厚みがありすぎると、凍らせた時に割りづらくなってしまうことも。麦ライスさんは厚みの目安として、5mm程度以下を推奨しています。
ショウガはおろしたてが美味しいのは分かっているけど、それほど量が必要でない時に丸ごと買うのは……という方も多いはず。一旦全部すりおろしてしまい、フリーザーバッグで薄くして冷凍保存できれば、気兼ねなく使うことができますね。覚えておきたいライフハックです。麦ライスさんは、おろしショウガを使ったレシピの数々もTwitterで紹介しています。
絶対知っておいて損ないライフハックなんですが
生姜はすりおろして平たく冷凍しておけばいつでもパキッと折って新鮮なまま使えます(チューブより100億倍美味しい)
生姜は皮の近くに強い香りがあるのでそのまま擦りおろしましょう pic.twitter.com/qYbeDWbCPe— 麦ライス(シェフ) (@HG7654321) March 23, 2021
<記事化協力>
麦ライスさん(@HG7654321)
(咲村珠樹)