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下心のときめきが止まらない!甘いマスクの「エロメン」達に密かにはまる女子増加中

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あどけない笑顔に甘いマスク。すらっとしたスタイルに物腰柔らで上品な仕草。そんな彼ら、通称“エロメン”達の登場する女性向け作品が、じわじわと人気の広がりをみせています。

  • 【関連:男性向け漫画と女性向け漫画ではエロシーンに違いが見られるのか?】

    (写真はイメージです。)

    (写真はイメージです。)

    エロメンとはまるで女性向けの漫画に登場しそうな、爽やかで一見草食男子にも見えてしまうようなイケメンAV男優のことを指すそうです。元々は女性のみのスタッフでつくりあげた女性向けセクシービデオメーカー・SILK LABO(SODグループ)の専属である一徹さんが『anan』(マガジンハウス)で毎年恒例で行われるセックス特集に登場したのがきっかけで生まれた言葉だそうです。

    ■下心のときめきが止まらない

    エロメンのみなさんはSILK LABO公式サイトでチェックすることができますが、あくまでエロメンにカテゴライズされるのは映像の中で本気のエッチを披露する男優さんのこと。SILK LABOで紹介されていても疑似のエッチを披露する俳優さんはエロメンとは呼ばずイケメンと呼んで区別するのだそうです。

    エロメンの皆さんが従来のAV男優の皆さんと明らかに違うのは、出演作品の中で「女性視点で心地の良い丁寧で心を通わせたエッチをしている」という点です。出演作によっては女性ではなくエロメンを主人公にした作品もあり、本来ならテレビに出演して映画やドラマで疑似エッチをしていそうなレベルのイケメンがAVの中で本気の姿を披露しているということで、「下心のときめきが止まらない」と支持を得ています。

    SILK LABOには様々な特典を受けられる公式ファンクラブがあるようですが、エロメンやイケメンの皆さんはTwitterをされていることが多く、ファンの女性からの熱狂的なリプライに丁寧にお返事されている様子をよく見かけることができ、その人気のほどが窺えます。

    ■ラブメンなる新たなるイケメン

    そして今年に入ってからSILK LABOが作品を配信している女性向け動画サイトのGIRL’SCHでは「もっとSEXYなプレイや過激なプレイができるイケメン」すなわち“ラブメン”の発掘プロジェクトを開始しています。
    エロメンは元々AVに出演していた男優さんの中から発掘されたのに対して、こちらはこれまでも街角でセクシーな男性をナンパしてきたGIRL’SCHが発掘しデビューさせるというものです。

    ラブメン候補は公式サイトの特設ページにて1000票集めた人から順にデビューを口説いていくという方式だそうです。2月11日現在ほとんどの候補者が1000票以上を集めていて、多い人になるとなんと1万票以上も獲得しているようです。

    候補者は8人いますが、それまで同サイトのオリジナル動画のバラエティに出演していたSOD制作部のアシスタント・ディレクターである岡本健吾さんがエントリーされていて注目されています。
    岡本さんは同サイトの人気バラエティである『大人の社会科見学』シリーズに出演し、ちょっぴりセクシーな夜の世界を体当たりでレポート。黒縁のオシャレな眼鏡にスーツに甘いルックスと人懐っこい笑顔というエロメンさながらの雰囲気が視聴者に大好評だったらしく、今回ラブメンへのエントリーを打診されたそうです。

    ラブメン発掘プロジェクトでは既にエントリーされていた杉崎春さんのデビューが決定。他の候補者も杉崎さんに続くことが期待されています。

    ■そんなエロメンやイケメンには舞台で会えるそうです

    2015年11月にはエロメンやセクシー動画に出演するイケメンの皆さんばかりの劇団Rexyが旗揚げされて、こちらも話題になりました。
    現在は第2弾公演の情報が公開されており、エロメンやイケメンや、さらにラブメン候補の俳優さんも出演されるようなので要チェックです。

    まるで少女漫画やBLの漫画の世界から飛び出してきたようなエロメン、イケメン、ラブメンの皆さんは今後どんどんデビューしていくことが考えられますが、テレビや映画で見る俳優さんとの決定的な違いは「普段は絶対人に見せないようなリアルな表情」そのままを動画で披露してくれているということです。

    本気の姿には心を打たれるものがあり、その存在を応援したいという女性は多くいらっしゃるようですね。
    2016年はどんなエロメンが誕生するのか楽しみですが、我こそはエロメンに! という男性も常時エロメンの募集をしているようなのでこの機会に応募してみるというのもこの一大ムーブメントに乗れるきっかけになるかもしれませんよ!?

    ※写真はイメージです。本稿内容とは関係ありません。

    (文:大路実歩子)

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