コカ・コーラシステムの「アクエリアス」が、熱中症対策として欠かせない水分補給をよびかける啓発活動の一つとして、「アクティブシニアの水分補給に関する調査」を実施。運動や旅行など体を動かす趣味を持つ60~79歳の、男女100人ずつ計200人を対象に行われました。
気象庁の発表によると、2022年の3か月予報(5月~7月)は、平均気温が平年よりも高い見込みになるとのこと。そこで、体を動かす趣味をもつアクティブシニアに「熱中症になることへの不安」を聞いてみると、「とても感じている」5.5%、「まあ感じている」31.0%を合わせて36.5%が不安を抱いていることがわかりました。
また、「何かしらの熱中症対策を行っているか」についても質問してみると、「行っている」と答えたアクティブシニアは、屋外では全体で96.0%、屋内はさらに高く96.5%にものぼることが判明しています。
その内容(対策)をみてみると「水分補給をこまめにする」と回答したのは屋外で86.0%、屋内で85.0%と、ほとんどのアクティブシニアが「こまめな水分補給」を意識していることがわかりました。しかしながら、熱中症対策としてより効果があるとされる「塩分補給系飲料を飲む(スポーツドリンク・経口補水液など)」を選んだ人は屋外で28.5%と、3割未満。屋内では17.0%と、さらに低くなっています。
では一体、普段食事以外の水分補給時には何を飲んでいるのか?「水・ミネラルウォーター」と答えた人が49.0%で約半数と最も多い一方で、次に「コーヒー」と答えた人が42.5%という意外な結果に。理由は「飲み慣れているから」とのこと。
また、「スポーツドリンク」を飲んでいる人は36.5%と、約3人に1人の割合となっています。
熱中症対策の専門家である帝京大学医学部附属病院の三宅康教授によると、厳しい暑さが予想される夏は汗をかくと塩分も失ってしまうため、「朝起きてすぐやスポーツで汗をかいた後、水分・塩分を補給できるスポーツドリンクは有効な熱中症対策になります」と説明。
涼しい環境づくりや運動習慣を続けて、「自分の体に合った水分・塩分補給を心がけて、元気に夏を過ごしていただきたい」とコメントしています。
情報提供:日本コカ・コーラ株式会社
(佐藤圭亮)