北海道のとある路上で、2匹のタヌキたちと遭遇した時の事を漫画にしたものがツイッターに投稿され話題です。

 場所は、渡島半島内の函館近郊のとある路上。仕事帰りにそのタヌキたちと遭遇したモトキさんがこんな4コマ漫画にしてツイッターへ投稿しています。

 場所は車道のど真ん中。2匹のタヌキが近づいてくる車に気が付いたようです。慌てて歩道側へ逃げるタヌキたち。歩道の方までたどり着いたはいいのですが……つるん!!(ひっくり返って)ゴン!!何と2匹とも転んでしまいました。歩道に寄せられた雪が壁を作ってしまっており、2匹そろってそこへ突撃してしまったのでした。

 雪の壁は高さが50㎝くらい。敢え無く雪の壁に退路を塞がれる形になってしまったのでした。でもその後2匹ともどこかへ消えていったそうですよ。

 この様子が投稿されるとタヌキたちの様子にほっこりした人が続出。冬毛のもっふもふなタヌキはコロコロとしていて可愛いですもんね。1匹ならこの時期の北海道ではありがちかもですが、2匹そろってという辺りさらに可愛いですよね。イラストの雰囲気も可愛くてとってもほっこり。

 このツイートをされたモトキさんに話を聞いてみたところ、タヌキの他にもキツネやクマやシカも目撃した事があるそうで、とりわけタヌキの事故率は高い様子。今回の2匹は歩道側へ横に逃げてくれたから良かったものの、車が進行する方向逃げていく事も多い様です。リプライに「タヌキは逃げるか死んだふりをよくする」という説や「特に若いオスのタヌキはとても好奇心が強くて、珍しいものは正面から見たくなって車に轢かれる事が多い」といった説も出ており、狸寝入りという言葉はもしかしたら死んだふりという防衛反応を見た人が言い出したのかもとふと思ってしまいました。

 今年の北海道は例年よりもかなり雪が多いとモトキさんの話。野生に生きる動物たちも生き残るのに必死の事と思います。どの生き物も、穏やかに冬を越せるといいですよね。

<記事化協力>
モトキさん(@hekiya)

(梓川みいな)