11月24日、X(Twitter)のトレンド入りを果たした「帝劇全滅」のワード。どうやら帝国劇場で2024年1月に上演される、「帝国劇場2024年新春公演」の先行チケットに外れてしまった“ファンの嘆き”が反映されたようです。

 一方、このトレンド入りにゲームファンからも熱視線が注がれていました。公演と全く関係がないように思えますが……いったいなぜ?

 その答えにピンときた方は、きっとセガのファン。そう、かつてセガサターン用ソフトとして発売されたドラマチックアドベンチャーゲーム「サクラ大戦」に登場する戦闘組織「帝国華撃団」、通称「帝撃」を連想する人が続出しているのです。

全滅した人が多かったもよう

 劇中の設定としては、平時は歌劇団として活動しつつ、その真の姿は帝都東京を魔の力から守るために設けられた、日本政府直属の秘密防衛組織……というものであるため、これが全滅とはたしかにただ事ではありません。

 これを受け、「てっきりサクラ大戦の新作でも出るのかと思ってワクワクしたら全然違った」「帝劇全滅と聞いて、サクラ大戦以外のもの想像できない」といったポストが続出。

 サクラ大戦シリーズといえば、2019年にPS4用ソフトとして「新サクラ大戦」が14年ぶりに発売されましたが、あれからもう間もなく4年が経過します。時期的にそろそろ新作が発表されてもおかしくない頃だったのも、誤解を招いてしまった要因かもしれません。

 「帝劇(帝撃)全滅」……そんなショッキングなキャッチコピーから始まる物語も、ちょっとだけ見てみたい……かも。

(山口弘剛)