ブルボンのチョコレート菓子「アルフォート」。最近では秋限定の味も出たりして人気のお菓子の一つです。その「アルフォート」の空き箱を使って作った工作あまりにも精密な出来で、約16万いいねが付くなど大きな話題となっています。
アルフォートの空き箱で作られたのは、空想の世界の空飛ぶ船「飛空艇」。ペーパークラフトや立体切り絵を得意としているネットユーザーの晴季さんが作成しました。
元々のアルフォートは、チョコレート部分に、海を航行している帆船の模様が入っているのですが、晴季さんはそこからさらにイマジネーションを膨らませて、中世の大型船の上に飛行船の上に付いているガス袋を模したものの骨組みを取り付けています。ここにビニールなどを貼り付けてガスを入れたら、本当に空を飛びそう。
船の動力となるオールや、船本体はもちろん、上部の骨組みやばね部分も勿論アルフォートの空き箱で作成されているといい、全部で4箱の空き箱を使って作られたそう。総製作時間は約15時間ほど。ロープを模した細い部分や、船独特の曲線などはすべてフリーハンドで切り取って作られているのだとか。設計図はあらかじめ作っておらず、頭の中で組み上げたものを造形にしているそうです。
晴季さんに工夫したポイントを聞いてみたところ、「アルフォートの箱のフチの金色の使い所がポイントになると思ったのでどこに金のラインを入れるかは悩みました」との事。金のラインは甲板の手すりや船体などの一部に使用され、船体に高級感を与えています。
「アルフォート自体高級感のあるデザインなので、その魅力を引き出せるように作るだけで簡単に良い作品になって制作が楽しかったです。」と、楽しみながら制作されてた事を明かしてくれました。
この作品の他にも、立体切り絵やペーパークラフトの作品の数々が晴季さんのタイムラインに投稿されていますので、気になった人はぜひチェックしてみて下さいね。
アルフォートの空箱で工作しました! pic.twitter.com/gYNjLKxMYb
— 空箱職人 はるきる (@02ESyRaez4VhR2l) September 29, 2018
<記事化協力>
晴季さん(@02ESyRaez4VhR2l)
(梓川みいな)