子ども連れで電車に乗ると、外の景色が見たくてつい、子どもが靴をはいたまま座席によじ登ってしまうことがあります。はた目からしたら「ちょっと!」ってつい口が出そうになるようなことですが、そんな電車内でのマナーを教える魔法の言葉が注目を集めています。
電車に乗車していたツイッターユーザーのNatさん。途中から女の子を連れた母親が車内に乗ってきました。その時の事。
「電車で女の子がぱーっと走ってきて靴のまま座席によじ登ろうとしたからコラ~って思ったんだけど、直後追いかけてきたお母さんが『〇〇ちゃん!電車ではプリンセス座りよ!』って言ったらその子ハッとしてめちゃお利口に着席して、えっなに 可愛い なにその プリンセス座り?かわいい おばちゃんもやる」
この、「プリンセス座り」という魔法の一言で、ちょこんと良い姿勢になって、手を膝の上に乗せて背筋をぴんとした感じで姿勢を正したとの事。Natさんによると、見た目未就学児くらいの女の子だったそう。
これを見た人たちからは、「お母さんに拍手」「賢い、しつけ上手のお母様」「このお母様ほんと最高」と、この母親の子育て方法に絶賛の声が。
電車で女の子がぱーっと走ってきて靴のまま座席によじ登ろうとしたからコラ~って思ったんだけど、直後追いかけてきたお母さんが「〇〇ちゃん!電車ではプリンセス座りよ!」って言ったらその子ハッとしてめちゃお利口に着席して、えっなに 可愛い なにその プリンセス座り?かわいい おばちゃんもやる
— 🐘マストドンに居ます~ (@7210osmt) June 15, 2019
3~6歳くらいの女の子って、プリンセスとかアイドルキャラが大好きなお年頃。キラキラと華やかな中に、凛とした気高さもあるプリンセスは、ちびっ子女子のお手本ともいえるでしょう。普段の生活の中でも、注意すべき行動をただ叱るのではなく、「プリンセスなら(具体的な行動)をすると思うかな」といえば、効果てきめんだったりして。
男子の場合は、ヒーローものに憧れるお年頃でしょうから、「(好きなヒーロー)のようにカッコよく座ろう」とかいう言葉がけが効果あるのでしょうか?「電車内の正義のために、カッコよく座ろう」とか、ヒーローもの特有の「正義」にも憧れるお年頃でしょうから、これもアリかも??
ただ怒る、怒鳴って叱るという方法って、イマイチ子どもに響かないもの。子どもが好きなキャラや憧れている人物とかになぞらえて、注意すべき行動を普段から抑制できるように、マナーやルールを教えておくとよいですよね(実際、そういうのが一切効かない子も一定数いるので、全員が全員こうなるという訳ではないのですが……)。
<記事化協力>
Natさん(@7210osmt)
(梓川みいな)