5月の半ば頃、ツイッター上でLINE絵文字の「5さい文字」が話題になり、その子どもが書いた文字の愛らしさに魅せられた人が続出、ちょっとしたブームとなりました。絵文字の元となったのは、現役の5歳児が書いた文字。その作者さんにこのLINE絵文字ができたきっかけなどを聞いてみました。
この絵文字を作ったのは、二人の男児の母である、ショー☆イマダさん。これまでにも20種類以上のLINEスタンプをリリースしていますが、5歳児が書いた文字をLINE絵文字にしたものと、続編ともいえる「5さい文字記号」が、童心に帰ってLINEを使えるなどとして人気。ツイッターでも、「5さい文字買った」「ゆる可愛い」「これなら大概の事は許されそう感」と、感想が続々。
この「5さい文字」どういう経緯で出来上がったのかを聞いてみました。
――このスタンプを思いついたのはどのようなきっかけでしたか?
イマダさん:私がLINEスタンプや絵文字を作っているところをいつも側で見ていて「ぼくもつくりたい!」と言い出したのでイラストアプリの使い方を教えて作ってみることになりました。文字にしたのは、ちょうどこの頃(5歳になったばかりの頃辺り)に字が書けるようになったばかりで、こんな可愛い字を書くのは今だけだろうなぁと思い、LINE絵文字という形で残す事にしました(親バカです)。
――親バカらしい素晴らしい発想ですね(笑)。息子さんが出来上がったスタンプを初めて見た時、どのような反応でしたか?
イマダさん:審査が通ってリリースできた日はとっても喜んでいました。
――このスタンプを使われている人からはどのような反響がありますか?
イマダさん:主人以外、知り合いには言っていないのでツイッターでの反響しかわからないのですが、皆さんそれぞれ面白い使い方をして下さっているみたいで嬉しく思っています。
初めて文字らしい文字を書き始めるのって、5歳くらいからという子が多いですよね。3~4歳までは市販の迷路やかず・もじのワークブックですが、5歳児になると、本格的にひらがなやカタカナを覚え始める子が多く、幼稚園・保育園などでも字を覚える時間を取ったりしているところも多いようです。
しかし、書け始めたばかりの子どもの文字って、案外手元に残っていないものです。筆者宅にも二人の娘がいますが、バリバリな第2次反抗期真っ只中で、参ってしまうこともしばしば。こんな時に、まだ可愛げのあったあの頃を思い出させるような、子どもが書いた文章でも残っていたら良かったのになぁ……と、つい思ってしまいます。
イマダさんみたいにLINE絵文字に残しておくと、それこそ一生モノになりそうな気がしますが、今小さいお子さんがいるご家庭の親御さん、将来の反抗期に備えて、可愛い子どもの手紙などがあったら取っておくことをお勧めしますよ!!
<記事化協力>
ショー☆イマダさん(@imadashiyo7112)
(梓川みいな)