辺境の地ともいえる大いなる田舎には、コンビニもごくわずか。現在地から最寄りのコンビニまで数十kmなんてこともザラにあるほど。そんな、辺境の地にあるコンビニの看板がインパクトあり過ぎると話題になっています。

 「Final Familymart」のひと言とともに、ファミリーマートの看板をツイッターに投稿したのは、漫画家の阿東里枝さん。その看板に書かれている文字とは……。

 看板上の緑のラインの下には、「Family Mart」のロゴ。その下に青いラインが引かれており、どこから見てもファミマカラーなのですが、その青いラインの下に書かれている一文は「この先最後のファミマです!!」。「最後」と、「ファミマ」の単語が赤で強調されており、一目見ただけで、「もう他のコンビニも含め、このファミマが最後の拠点なんだなぁ」と思わせるのに充分な雰囲気をたたえています。

 これを見た人たちからは、「クリスタル売ってそう」「セーブしておいた方が良さそう」「最後のセーブポイント」といった声が。確かに、最終ボスの手前のセーブポイントがある、唯一の地点という感じ。ファイナルファンタジーぽさあふれています。

 そして、「これ以上道を北上しても先にコンビニねーぞって意味。観光客にとっては結構ありがたい注意喚起」と、この看板についての説明や、「田舎あるある この先 何キロ ガソリンスタンド無いです! なども見かける」という声も。確かに、家の隣が山ってくらいのど田舎に行くと、近所のスーパーまで車で30分以上とか割と普通にあったりしますし……。

 この看板、阿東さんがひと足早い夏休みを沖縄で満喫している時に発見したもので、阿東さんによると、伊良部島でこの看板を見つけたのだそう。実際には普通の沖縄の品揃えなんでしょうけど、RPG的に考えてしまうと、最終拠点だけに、最強の武器や防具、回復道具などが置いてあるんじゃないかと、つい期待してしまいそうになりますね。

<記事化協力>
阿東 里枝さん(@tanimikitakane)

(梓川みいな)