広島の名産「牡蠣」を生牡蠣で食べ比べできる期間限定「オイスターバー in TAU」。銀座の「ひろしまブランドショップTAU」で、11月21日にメディア向け試食会が開催されたので行ってきました。

 「オイスターバー in TAU」は、2012年の「ひろしまブランドショップTAU」のオープンから毎年開催されている人気イベント。生牡蠣の他にも、「カキフライ」やカキが一つドーンと挟まれた「カキのおむすび」、さらに生牡蠣と相性の良い広島の日本酒やワインなどを提供しています。

 2019年は、11月15日~17日、22日~24日、29日~12月1日、6日~8日に開催。TAUにある「広島イタリアン MERI Principessa」(3階)や「広島お好み焼 鯉々」(2階)、「瀬戸内ダイニング 遠音近音」(地下1階)でも、広島のカキを使った美味しいメニューが堪能できます。

 以前、生牡蠣の食べ放題で、バケツ2杯分の牡蠣を食べたほど、牡蠣が大好物の筆者。ウキウキしながらメディア向け試食会に行ってきました。

 会場ではすでに、生牡蠣はもちろんのこと、「牡蠣のレモンクリームソーススパゲッティ」(広島イタリアン MERI Principessa)や「マシマシ牡蠣」(広島お好み焼 鯉々)、「牡蠣のちり鍋」(瀬戸内ダイニング 遠音近音)などが並べられていて、牡蠣好きの筆者にとっては、まさに天国。

 席に座ると、さっそく生牡蠣が運ばれてきました。最初に提供されたのは、「塩田熟成牡蠣(クレールオイスター)」(ファームスズキ)、「Zオイスター」(フルスイ)、「三浦さんの牡蠣」(三浦海産)。

 「塩田熟成牡蠣(クレールオイスター)」は、養殖池の水温が高くなる夏は海で身を太らせ、水温の落ち着く秋に養殖池で熟成させる、海と養殖池で創り上げる牡蠣。芳醇でマイルドな味わいでした。

 「Zオイスター」は、水揚げ量が少なく、希少価値の高い三津湾産の牡蠣。大量養殖は行わず、牡蠣の密度を下げることにより、身入りが良く美味しい牡蠣に育つとのこと。プリプリ&クリーミーで、とても美味しかったです。

 「三浦さんの牡蠣」は、栄養分の多い海域と少ないところを移動して身を太らせ、牡蠣を選別して身入りの良い牡蠣だけを水揚げするなど、牡蠣の品質にこだわっているそうです。そのため、臭みはまったく無く、食べ応え抜群!絶品でした。

 続いて運ばれてきたのは、慶応3年創業で広島牡蠣の老舗「かなわ水産」の、左から「先端(SENTAN)」、「大黒神島」、「ひろしま」。

 「先端(SENTAN)」は、6か月育成で、若くて小ぶりな深い殻に肉厚のコロコロした身が特徴。きめが細かく、身が甘くて美味!「大黒神島」は、18か月育成で、潮味と甘味のバランスが良く、旨味の強い牡蠣でした。「ひろしま」は、20か月以上育成で、広島牡蠣特有の味わいが非常によく出ていました。筆者は、「大黒神島」が一番好みでした。

 どれも本当に美味しかった広島の牡蠣。この牡蠣が東京で一度に味わえ、食べ比べができるのは、なかなか珍しいことだと思います。「オイスターバー in TAU」は銀座・ひろしまブランドショップTAUにて、11月22日~24日、29日~12月1日、6日~8日の期間限定で開催されます。

取材協力:広島県広報事務局

(取材・撮影:佐藤圭亮)