株式会社ホテイフーズコーポレーションのおなじみ、やきとり缶詰が2019年10月25日にJAXAの「宇宙日本食」に認証されました。これを記念した「宇宙日本食」ロゴ入りの特別パッケージが、2020年1月より期間限定で発売されます。
世界初のやきとり缶詰として1970年に発売された「ホテイやきとり」。2020年で50周年を迎え、年間約2000万缶、2020年1月現在の累計販売数は9億缶以上という人気商品です。
今回JAXAに認証された「宇宙日本食」は、無重量状態の宇宙船内で中身が飛び散らない、常温で1年半以上の賞味期限、宇宙船の限られた設備で調理可能といった基本条件のほか、JAXA立ち合いの工場検査などの厳しい「宇宙日本食認証基準」をクリアした食品。JAXAをはじめとする各国の宇宙飛行士が、実際に国際宇宙ステーションや、将来の有人宇宙船内で食べるもので、2019年10月25日現在で20社・団体の36品目が認証されています。
ホテイのやきとり缶詰は、市販品が基本条件を満たしているだけでなく、衛生管理をはじめとした製造工程もJAXAの基準を満たしており、JAXAに宇宙食として納入されるのは缶のデザインが無地になっているという違いだけ。市販品と同じものが宇宙でも食べられるということになります。
JAXAの「宇宙日本食」認証を受けて期間限定で販売される特別パッケージは、たれ味(参考小売価格:税別160円)と柚子こしょう味(参考小売価格:税別160円)の2種類。認証済み食品にしかつけることが許されないJAXAの「宇宙日本食」ロゴとともに、たれ味には「おかげさまで発売50周年!」というメッセージもデザインされています。
今後、野口聡一宇宙飛行士や、星出彰彦宇宙飛行士が国際宇宙ステーションに長期滞在する際、宇宙食仕様の「ホテイやきとり」缶詰が実際に宇宙へ運ばれ、食べられる予定とのこと。
まだ日程については決定していませんが、一足先に宇宙食と同じ仕様の味を楽しんでしまいましょう。……ちなみに、宇宙では無重量状態の影響により、鼻が詰まったような感覚になるとのことなので、鼻をつまんで食べると宇宙飛行士気分を味わえるかも?
情報提供:株式会社ホテイフーズコーポレーション
(咲村珠樹)