医療法人『徳洲会』から5000万円を借りていた問題で、猪瀬直樹知事は12月19日、都議会に辞職願を提出しました。
借金問題から都知事辞職にまで至った今回の騒動。その一連の展開について、約2年前の猪瀬知事が、まるで未来を予知するかのような発言をしていたとして今インターネットで話題を集めています。
話題になっている発言は、2011年12月31日に猪瀬知事がTwitterに投稿した次のもの。
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▼猪瀬直樹 @inosenaoki (2011年12月31日02:49)
12月31日大晦日は、ふだんと違う日です。借金返しましたか。仕事上の貸し借りを清算しましたか。自分の人生をリセットしましたか。つぎの目標を決めましたか。破れかぶれになりましたか。どれかひとつ,やったらつぎに行ける。
(引用ここまで)
このツイートは今から2年前の大晦日に投稿されたもので、当時まだ東京都副知事をつとめていた時代でもあります。奇しくもこの発言から2年後、この言葉どおりの展開が自分に降りかかるとは猪瀬知事始め当時誰も予測していなかったでしょう。
今回の徳洲会からの借金問題、そして辞職という仕事と人生のリセット……。騒動の最後の方は“やぶれかぶれ”にも見えましたが、猪瀬知事はもう次の目標を定めているのでしょうか?