来る4月25・26日に幕張メッセで開催される『ニコニコ超会議2015』。そこで展示されるネット発明品の先取り体験会が、池袋のニコニコ本社で開催されると聞きつけ取材に行ってきました。
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会場では、様々な発明品の展示、ステージイベントのほか、隣接のニコニコカフェでは相撲とコラボした相撲カフェが開催されていました。
ということで、展示をご紹介して参りましょう。
■大腸がん検査(日本うんこ学会)
大腸がん検診率向上のために活動している団体、『日本うんこ学会』が、無料で便検査をしてくれます。大腸がん検査は40歳から開始されるのですが、検診率は30%にも満たないそうで、この検診率の向上を図るのがこの学会の目的だそうです。ちなみに超会議当日も可能だそうですので、ご希望の方は会場で検査する気構えでお出かけください。この日は希望者がいなくて寂しそうでしたので、超会議当日はぜひ。
■バーチャルリアリティヘッドマウントディスプレー
360度カメラにより撮影されたパノラマ映像体験。これはすごい。顔を向けた方向の映像がディスプレイに写るのですが、迫力でした。どうやって映像つくってるの?とか、どういう仕組みで見てる方向を検知してるの?とか、映像の容量はどれくらい??とか、いろんなことがアタマをグルグルしました。超会議当日に体験できるそうですので、ぜひ足を運んでみてください。
■トイレットペーパーホルダーにタコメーターと残量計を搭載
トイレットペーパーを取り出すときの回転速度がわかるというナンセンステキ装置。しかも残量計付きです。これがなんとすべてレゴのパーツだけでつくられており、センサー等の電子部品は使っていません。タコメーターを動かすには結構な力で引っ張らなければならないのもまた楽しいです。トイレットペーパーが回転しているのは割と短時間なので、よく見ながなら回しましょう。
■全自動バリバリマシーン
マジックテープ式の財布を自動的に開けてくれる大助かりの装置。これもまたレゴで、電動です。持ち歩きにはちょっと大きめ。
■ヘボコン
技術力の低い人限定ロボコン、通称ヘボコンです。説明書きによると「ロボットを作る技術の無い人だけが参加できるロボット相撲大会」で、「できの悪いポンコツばかり」を集めて戦わせるそうです。
出場するロボットはいずれも手作り感あふれるものばかりで、昨年7月の大会はネットで「ほのぼのかわいい」など話題になっていました。
取材時点では残念ながらロボットが1体動いているだけでしたが、超会議では、『ギガヘボコン』という巨大ロボットバトルを開催するそうです。
▼参考:
■バナナに爪楊枝で彫刻
爪楊枝でバナナに彫刻していく作品ですが、その出来は生で見ると迫力ありすぎです。バナナの柔らかさを感じさせない鋭利なディテールです。しかしやはりバナナ。作っているそばから少しずつ変色してしまいます。
■超痛バルーンアート
痛バルーンアート。会場では最も大きな展示物でした。この日は二体?のバルーンアートを展示。ミクさんにはいつのまにかネギが追加されていました。
■NHKだけ映らないアンテナ
テレビの同軸ケーブルの間に挟み込む地味なパーツですが、これを挟むだけでNHKだけが映らなくなります。これを使うことで受信料を払わなくても良いという法的な面についても相談中だそうです。
最後の相撲カフェで『日馬富士の黒のコーヒーゼリー&コーヒー』をいただいて一息つきました。
全体を通して言えることは、どの作品・展示も「動画で見る」=動いているところを見せることを主眼に置いて作られています。動画というメディアの特性をよく活かした発明であると思います。超会議当日、ぜひ会場で実体験なさってください。
▼参考:
(取材:エドガー)