年間1000本ものアイスを食するというアイス評論家のアイスマン福留氏が代表を務める『日本アイスマニア協会』が、消費者の目線から2015年のアイストレンドを発表しました。
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2014年には「天然水の氷」で作った「本格シロップ系かき氷」など本格派かき氷がブームとなり、天然水の氷を使ったかき氷の「ヨックモック」(青山)や「ひみつ堂」(谷中)など数多くの人気店も話題となりましたが、同協会では今年のトレンドは台湾系の「アイスを削るふわふわタイプ」になると予想しています。
台湾系のかき氷の特長は、「氷ではなく、アイスを削ってふわふわのかき氷にしている」のが特徴。食感はまさに「雪のようにふわふわ」なんだとか。そこで、昨年のかき氷ブームでかき氷に親しんだ人々は、今年は新しい食感を求めて「かき氷」と「アイス」のハイブリッドである、この台湾系かき氷「スノー系アイススイーツ※」に流れると分析しています。実際今年4月に日本初上陸した台湾「ICE MONSTER(アイスモンスター)」(原宿)はオープン以来人気を集めており、さらにはこうした動きに敏感な各社から続々新商品も登場しているそうです。
なお、アイスマン福留氏の一押しスノー系アイススイーツ4選は、2015年アイストレンドを語るには外せないとまで言う「ICE MONSTER(アイスモンスター)」(原宿)の「マンゴーかき氷」がまず最初に挙げられています。
次は、「ミスタードーナツ」の「コットンスノーキャンディー」。2014年発売で、発売から3ヶ月で320万杯以上を販売したという伝説のメニューで、今年は新商品としてチョコレートとグリーンティが登場しています。全国展開している手軽感に加え、溶けたキャンディにドーナツをつけて食べるなど、ミスタードーナツならではの一度で二度美味しい食べ方もできるそうです。
他にも「カプリチョーザ」(新宿)の「ハッピーティラミス」に、スーパーなどで販売されていて自宅で楽しめる井村屋の「新食感ふわっとかき氷の素」も挙げられています。いずれも、シャリシャリ食感のかき氷とはひと味違った「ふわっ」とした食感がやみつきになるそうですよ。もし見かけた方は、是非一度ご賞味を。
■アイスマン福留の「一押しスノー系アイススイーツ4選」
・ICE MONSTER(原宿)の「マンゴーかき氷」(1500円税込)
・ミスタードーナツの「コットンスノーキャンディ チョコレート」(561円税込)「コットンスノーキャンディ グリーンティ」(561円税込)
・カプリチョーザ(新宿)の「ハッピーティラミス」(980円税別)
・井村屋(全国スーパー)の「新食感ふわっとかき氷の素」(130円税別)
※スノー系アイススイーツ:通常の氷やフルーツ果汁を凍らせて作ったいわゆるかき氷と区別するため、日本アイスマニア協会が提唱している言葉。