「ゲーム(ポケモンGO)をきっかけに気軽に役場に来てほしい」──こんな呼びかけをしたのは何と香川県三木町の担当者だそうで、この柔軟な活動を毎日新聞高松支局公式Twitterがツイートして話題になっています。
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『ポケモンGO』がリリースされて1週間が経ちますが、アイテムを貰うことのできるポケストップなどが公共施設や観光地などに多々設置されていますが、中には施設の性質からジムやポケストップなどの削除を運営開発会社に要請するところも出てきています。
一方で、逆に人が訪れることで活動や場所をPRしようと考えたのが香川県木田郡三木町。三木町の植松恵美子副町長は7月25日の公式ブログにて「副町長室にも「コラッタ」が現れましたよ(中略)夏休み期間中は役場に見学及びポケモンゲットのために時間限定で「開放」しちゃいますか? 町長と副町長で考え中です。」と綴っており、それが実現するに至ったようです。
ちなみに三木町が役場見学会を催すのは初めて。参加者は役場内を見学しながら業務について説明を受け、さらに筒井敏行町長と町長室で話をしながらポケモンを探すことができるそうです。町政策課は「夏休み中の子どもたちや就職を考えている大学生らに来てほしい」とのことだそうで、立ち入り禁止を唱える市町村が多い中、三木町の柔軟な町のPR活動に多くのトレーナーが拍手喝采しているようですよ。
役場見学は8月4日の午後2時~3時半。申し込みは不要。参加希望者は役場正面玄関に集合してほしいとのことで、小学生以下は保護者同伴が必要だそうです。