クレープと言えば卵色の皮にクリームやチョコレート、アイスクリームなどが包まれているものが定番です。しかし今、そんなクレープ界に何とも可憐で美しい「椿クレープ」が登場し、SNSを中心にあちこちで話題になっています。
【関連:隠れた名物?知る人ぞ知る新幹線の「シンカンセンスゴイカタイアイス」】
岩手県大船渡市にある「ちっちゃなクレープ屋さん」が、「椿クレープ」(400円)を発売したのは2011年1月21日。「ふるさとにこだわった美味しいクレープを作りたい。」という願いから開発されました。しかし、その約1ヶ月半後に津波でお店が浸水。でも大船渡を盛り上げられるようにと復活を遂げたのです。
「椿クレープ」は中に入れる具材の関係から冬季限定の販売となっています。そのため今冬の販売も1月15日から。例年は4月~5月頃まで販売されています。クレープには三陸で採れたワカメの葉を粉末にし、チョコレートに練り込んだ椿の葉も添えられています。中身にもこだわりの地元産を使用。目で楽しめるだけでなく、その美味しさは大好評なんだとか。
販売は「ちっちゃなクレープ屋さん」と、臨時で同市にある「世界の椿館・碁石」への出張のみ。できたてを美味しく食べてほしいという思いから、通信販売の予定はないそうです。なお、出張販売は2月12日、19日・3月5日、19日。あちこちで「綺麗!」「可愛くて美味しい」と絶賛されている椿クレープ、ぜひ大船渡市まで食べに足を運んでみてくださいね!
【協力】
・ちっちゃなクレープ屋さん
岩手県大船渡市盛町町11-8
朝11時~夕方6時まで
不定休
(大路実歩子)