いよいよ2018年10月11日に開場する東京都中央卸売市場・豊洲市場。その開場に先駆けて、施設見学も兼ねたイベント「豊洲市場 魅力発信フェスタ」が、豊洲市場で3月24日・25日開催中です。というわけで、初日24日の様子を取材してきました!
会場は新交通ゆりかもめ「新市場」駅すぐ。メイン会場の広場(千客万来施設用地)では、様々なイベントが行われています。
本部テント横にあるのはカウントダウンの表示板。取材した3月24日時点で201日、ということは3月25日で開場まで区切りの200日なんですね。ここには実物大のマグロ模型が設置された記念撮影スポットもあります。
ステージでは、地元の団体による発表や、クイズ大会など。また、飲食ブースでは築地市場のお店が出店。その場で食べられるフードのほか、築地ならではの食材も売っています。
市場では定番の輸送機械、通称「ターレー」の乗車体験もあります。東京中央卸売市場では、すべてのターレーが電動化されているので、非常に静か。そして、結構スピードが出るものなんです。
また、管理施設棟にあるPRブースでは、オリジナルの凧作り体験ができます。ペンやスタンプで、思い思いのデザインの凧を子供たちが作っていました。
作った凧は、水産仲卸売場棟の屋上緑化広場であげることができます。芝生のフカフカした感触も素敵ですが、晴海国際客船ターミナルや汐留のビル群、東京タワーを背景にあがっていく凧というのも珍しい風景。凧あげができるような大きな広場がない都心部では貴重な経験です。
人気なのが「リアル宝探し」。豊洲新市場のあちこちに隠された宝箱。その中に書かれた問題を解き明かし、キーワードを集めるとひとつの言葉になります。宝探しをしつつ、豊洲新市場の様々な施設も見学できるという仕掛け。
しかし、豊洲市場の隅々に置いてある宝箱探しは、結構な体力勝負です。なにしろ豊洲市場の大きさは、近くにある日本最大の展示会場である東京ビッグサイト並み。ものすごく広いんです。
水産卸売場棟の見学スペースには、大きなクロマグロ(本マグロ)の実物大模型。人の体より大きなこの魚を、漁師さんは釣り上げる(青森県大間の一本釣り漁師の場合)んですからすごいもんです。
広い広い豊洲市場を探し回り、キーワードを集めると、メイン会場のゴールへ。記念品のほか、抽選で築地市場にちなんだ品物も当たります。
3月25日には、凧あげが行われている水産仲卸売場棟屋上の緑化広場で、巨大人文字チャレンジが11時15分から12時15分まで行われます。この他にもイベントが盛りだくさんなので、行ってみてはいかがでしょうか。豊洲市場のマスコット「イッチーノ」も待ってますよ。
■豊洲市場 魅力発信フェスタ
開催日時:3月24日・25日 10:00~16:00
アクセス:新交通ゆりかもめ「市場前」駅すぐ
(取材:咲村珠樹)